ヴァレ・ド・ラ・マルヌ

ヴァレ・ド・ラ・マルヌワインの特徴とは

   

ヴァレ・ド・ラ・マルヌの気候・風土

ヴァレ・ド・ラ・マルヌは、シャンパーニュ地方のAOC。シャンパーニュ地方は、白スパークリングワインの代名詞ともいえるシャンパンを産出する有名なワイン産地で、フランス北東部に位置する。

Vall?e de la Marne. Marne valley

セーヌ川の支流・マルヌ川が流れ、その下流域にある渓谷地帯にぶどうの生産地が広がる。土壌は東部から中央部までは白亜質。中央部から西部にかけては石灰質土壌が広がり、粘土質を含むさまざまな地質が入り組んでいる。

ヴァレ・ド・ラ・マルヌのワインの特徴

マルヌ川に沿う渓谷では霜の影響を受けやすく、また粘土質という土壌から、丈夫な赤ぶどう品種のピノ・ムニエが多く栽培されている。

Plumecoq - Pinot Meunier

ピノ・ムニエにより、柔らかな口当たりと、ふっくらとした果実味、しっかりした骨格と力強さをシャンパンに与えている。赤ぶどう品種のピノ・ムニエを使用してつくるが、果皮はすぐにはがされるため、ワイン自体に色はほとんど付いていない。

Tarlant Cuv?e Louis

エピソード

シャンパンは古くからフランスの宮廷に献上され、特にルイ14世はシャンパンをこよなく愛したことで知られている。

ただ、晩年には主治医が健康のためには赤ワインがいいと勧めたことで 、世論や市場にも強く影響し、シャンパンと赤ワインの市場獲得争いが始まった。

Bollinger Special Cuvee Brut

ヴァレ・ド・ラ・マルヌの代表的なワイン

ボランジェ・スペシャル・キュヴェ /ボランジェ
ボランジェ・ロゼ /ボランジェ
アヤラ・ブリュット・ナチュール /アヤラ
アヤラ・ブリュット・マジュール / アヤラ
エクセレンス・ブリュット / ゴッセ
タルラン・トラデッション・ブリュット /タルラン
タルラン・ロゼ・ブリュット /タルラン
タルラン・キュヴェ・ルイ・エクスラ・ブリュット /タルラン
タルラン・ゼロ・ブリュット・ナチュール /タルラン
ローラン・ボシェ・セレクション・ブリュット /ボシェ・ペール・エ・フィス

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