ドイツ, ワイナリー

グスタフ・アドルフ・シュミット

特徴・ポイント

目を引く黒猫のエチケットで広く知られるグスタフ・アドルフ・シュミットは1618年に創業された、ドイツで最も長い歴史を持つ由緒あるワイナリーである。ドイツ国外へのワイン輸出歴は約200年間に及ぶ。ドイツワインを海外へ広めた先駆者として、またドイツを代表する白ワインリースリングのつくり手ナンバーワンとしての知名度を誇る。

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ワインづくりのこだわり

契約農家のぶどうのみを使用し、最高のワインをすべての価格帯で提供するために、最新の設備と熟練の技術を駆使している。

代表的なワイン

グスタフ・アドルフ・シュミット NO.11リースリングQ.b.A.

グスタフ・アドルフ・シュミットで最高の出来だった樽番号「No.11」にちなんで名付けられた、同社を代表するリースリング。フルーティで濃厚な果実味でありながら、スッキリとした甘さが特徴だ。

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グスタフ・アドルフ・シュミット ツェラー・シュワルツ・カッツ・ゼクト

グスタフ・アドルフ・シュミットのシンボル的存在である黒猫の名がついたモーゼル地方のワイン「ツェラー・シュワルツ・カッツ」からつくられた世界初のスパークリングワイン。りんごやレモンを思わせるリースリング独特の香りと繊細な泡、甘さのバランスに優れた余韻を楽しめる。

Gustav Adolf Schmitt Zeller Schwarze Katz Sekt b.A.

グスタフ・アドルフ・シュミット ラインヘッセン・リースリングQ.b.A. ブルーネコボトル

青色の猫の形をしたボトルが印象的な、ラインヘッセン産のツェラー・シュワルツ・カッツ。柑橘系の華やかな香りとりんご、洋ナシなどの果実香が豊かで、エレガントで芳醇な果実味とソフトな口当たりが魅力だ。

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ワイナリーの歴史

1618年、グスタフ・アドルフ・シュミットはライン川沿いのニールシュタインで創業された。1970年代に入ると、グスタフ・アドルフ・シュミットは海外市場に進出し、いち早く北米や日本へのワイン輸出を開始した。これにより、日本とカナダで主要ワインブランドとしての地位を築いた。

2004年、グスタフ・アドルフ・シュミットはドイツ最大のワイン生産者組合であるモーゼルラントの傘下となった。現在はモーゼルラントに加盟するモーゼル、ナーエ、ファルツ、ラインヘッセン各地域の計2000ヘクタールのぶどう畑で収穫されるぶどうのみを用いたワインづくりを行っている。

グスタフ・アドルフ・シュミットは、ドイツワイン輸出のエキスパートとして、また400年に及ぶワインづくりの経験を駆使した優れたワインを製造するワイナリーとなっている。

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