カリフォルニア, ワイナリー

アルマデン

特徴・ポイント

アルマデンは、150年以上もの長い歴史を持つアメリカ・カリフォリニア州のワイナリーだ。気軽に飲めるデイリーワインをバッグ・イン・ボックスで提供している。

ワインづくりのこだわり

高品質のぶどうを良質のワインにするため、特に使用するぶどうにはこだわっている。ワインメーカーによる完璧なブレンドと品質管理からパッケージングに至るまで、厳密に管理している

代表的なワイン

アルマデン クラシック レッド

ベリーやハーブを思わせる香りと果実のフルーティーな味わいが特徴の、まろやかで飲みやすい赤ワインだ。同じシリーズには白ワインがラインアップされている。

アルマデン ヘリテージ シャルドネ

りんごや洋ナシのような味わいのセミドライ白ワイン。キレがよくクリーンな後味が魅力だ。ヘリテージシリーズには他に、メルローピノ・グリージョ、カベルネ・ソーヴィニヨンなどがある。

ワイナリーの歴史

アルマデンの始まりは1852年、ワイン産地として知られるフランスボルドーからの移民であるエティエンヌ・テー氏がカリフォルニア州ロス・ゲードスにぶどう畑を所有、フランスから持ち込んだ苗木を移植したことだった。この時初めてヴィティス・ヴィニフェラ系の苗木がカリフォルニア州に植えられた。

1857年、ワイナリーは創業者であるテー氏の義理の息子であるシャルル・ルフラン氏に引き継がれ、ヨーロッパの伝統的なワイン製法を続けていた。

Old Almaden Winery

その後、シャルル・ルフラン氏の義理の息子ポール・マッソン氏の代になるとアメリカは1920年代の禁酒法時代へ入る。マッソン氏はワイナリー経営を続けるためにぶどうジュースを販売していたが1930年、ワイナリーをAlmaden Vineyard Corporationに売却した。

アルマデンは1958年に、ホワイトグルナッシュワインと呼ばれる初めてのブラッシュワインを生産した。これがアメリカで人気を博し、同年カリフォルニア州ペイシーンズで世界最大の単一品種のぶどう畑開拓を行っている。

2008年、アルマデンは開封後6週間鮮度を保てる画期的なバッグ・イン・ボックスを採用。ガラスボトルよりもエネルギーや二化炭素排出量を削減できるエコなパッケージで、高品質で伝統的なワインを提供している。

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