ナパ・バレー, ワイナリー

ロバート・モンダヴィ

特徴・ポイント

カリフォルニアのワインを世界的に広めた功労者であり、「カリフォルニアワインの父」と呼ばれている。数多くの名誉ある賞の受賞歴を持ち、『ワインスペクテイター』誌ではアメリカで最も重要なワイナリーに選ばれている。

Robert Mondavi winery in Napa Valley

ワインづくりのこだわり

環境に配慮した自然農法を取り入れており、健全で高品質なぶどう造りにこだわっている。醸造においては、グラヴィティ・フローの方法が取り入れられ、エレガントなワイン造りが心掛けている。

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代表的なワイン

ロバート・モンダヴィ プライベート・セレクション カベルネ・ソーヴィニヨン

ロバート・モンダヴィのエレガントな味わいが追求された、プレミアムシリーズ。セントラル・コースト沿いで栽培されたカベルネ・ソーヴィニヨンを使用。滑らかなタンニンと繊細な味わいが特徴の赤ワインだ。

ロバート・モンダヴィ プライベート・セレクション シャルドネ

比較的冷涼な沿岸部で栽培されたシャルドネ使用。30%の果汁をオーク樽で仕込むことにより、フルーティーさとまろやかさが表現されたバランスの良い仕上がり。リッチな味わいもある贅沢な白ワインだ。

ロバート・モンダヴィ ウッドブリッジ ジンファンデル

ウッドブリッジは、ロバート・モンダヴィの世界の入り口となる、手に取りやすい高品質ワインシリーズ。古樹から収穫された、アメリカを代表するぶどう品種のひとつ、ジンファンデル種を使用し、カシスや黒こしょうといった味わいが楽しめる。

Woodbridge White Zinfandel

ワイナリーの歴史

ロバート・モンダヴィ(Robert Mondavi)は、1966年に創立されたカリフォルニア・ナパのワイナリー。ワイン醸造はもちろん、もてなしの場、音楽と芸術の場としてのワイナリーを目指し、「ミッション・スタイル」の建築様式を取り入れてワイナリーを建設した。

ロバート・モンダヴィの名を広めたのは、1968年に誕生したフュメ・ブランだ。ソーヴィニョンブラン種を使った辛口白ワインは大ヒットし、この品種をアメリカに広めるパイオニアになった。

Robert Mondavi Winery

その後、「ワインは食事と芸術を祝福し、ワインは素晴らしき人生の一部」とする同家の伝統に基づいたワイナリーツアーなどさまざまな事業を展開。その功績が海外へ広まり、1979年にはシャトー・ムートン・ロートシルトを所有するバロン・フィリップ・ロートシルトと提携し、伝説のワイン「オーパスワン」の誕生に貢献した。

カリフォルニアワインの名声を世界的に高めたことで、カリフォルニアを代表するワイナリーとして確固たる地位を築くこととなった。

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