コラム

シャンパンにも多様な健康効果が!――認知症/心臓病予防、低カロリー、若さ維持

先日、赤ワインが持つ健康効果についてお伝えしたが、シャンパンにもわれわれが考える以上にいろいろな健康効果があるようだ。

海外情報サイト「Lifehack」の記事などを参考に、シャンパンが持つ健康面のプラス効果をまとめてみた。

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1. シャンパンで認知症予防になる

さまざまな研究によって、シャンパンを飲むことによって認知症の予防につながると報告されている。

例えば英レディング大学のレポートによると、1 週間に1~3杯のシャンパンを飲むと、加齢による記憶力の低下に歯止めが掛かるという。

2. シャンパンはワインより低カロリー

グラス1杯のカロリーはワインが120kcalに対して、シャンパンは80kcalとなっている。

Champagne!

3. シャンパンはグラス1杯の量が少ない

シャンパングラスは、ほかのお酒を飲むのに使うグラスと比べると小さい。もし、お酒の摂取量をコントロールしたいのなら、シャンパンを選ぶようにすればグラス1杯当たりの量が少なくなるため、飲酒量を抑えやすくなるだろう。

4. シャンパンの泡が一気飲み/ガブ飲み防止に

シャンパンのような泡の立つ飲み物は、自然とゆっくり飲むことになる。一気飲みしたり、ガブガブと飲んだりしたりすることが減り、程良い飲酒量で収まるようになるはずだ。

Champagne

5. シャンパンは心臓を健康に保ってくれる

シャンパンは赤ワインと同じぐらい心臓の健康に良い効果がある。赤ワインと同様、シャンパンにもレスベラトロールが多く含まれているからだ。

レスベラトロールは抗酸化効果が強く、血管をダメージから守り、悪玉コレステロールを減らし、ドロドロ血を改善してくれる。

Champagne

こちらも英レディング大学の研究によると、シャンパンには血液中の硝酸をゆっくり除去して、血圧を下げる効能があり、心臓発作をはじめとするさまざまな心臓疾患のリスクを下げることができるという。

具体的には、1日2杯のシャンパンを飲んだグループとほかのアルコールを飲むグループでは、両グループ共に、血管が拡張し血流が増加する傾向が見られた。しかし、血液から硝酸の除去が見られたのは、シャンパンを飲んだグループだけだったそうだ。

6. シャンパンを飲むと短期記憶力が改善する

シャンパンを定期的に適量飲んで3年もすると、その人の脳に記憶力が向上するタンパク質が200%増加するという説がある。この増加するたんぱく質は、短期記憶力以外に、他の認知機能においても大変助けになるという。

Wildflowers And Champagne

7. シャンパンには若さを保つフラボノイドが豊富

フラボノイドは植物性ポリフェノールの一種。若さを保つ効果があると評価されている。

残念ながら、赤ワインの方がシャンパンよりもフラボノイドの含有量は多いようだが、シャンパンにも十分な量のフラボノイドが含まれている。

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