サントネー

サントネーワインの特徴とは

   

サントネーの気候・風土

サントネーは、コート・ド・ボーヌの南、標高300mから500mの高地にあるアペラシオン(ワイン生産地)。コート・ド・ボーヌの北にある他のワイン産地に比べると、若干気温は暖かい。

低地の土壌は、泥灰質地層の上に広がる魚卵状石灰岩で、高地は灰色の石灰岩質の土壌となる。赤ワインの原料となるピノ・ノワール種や、白ワインの原料となるシャルドネ種などが、プルミエ・クリュ(1級畑)に認定されたぶどう畑で栽培されている。

サントネーのワインの特徴

サントネーで生産されるワインは、赤ワインがほとんどで、色は紫紅色、ブラックチェリーのように濃く、輝きがあるのが特徴。一口目は濃密で奥深い味わいだが、タンニンは強くない。余韻が長くブルーベリーの芳香が強いのも特徴である。子牛や牛の蒸し煮など、長い時間をかけて調理される蒸し料理によく合う。

白ワインは、輝きのある明るい白で、ミネラルと花の香りが特徴だ。

エピソード

サントネーは、ブルゴーニュ公ゆかりのシャトーもあり、あまり有名ではないが質の良いワインが手頃に楽しめる。ワインの他、カジノと温泉があることでも有名だ。

また、長い歴史を持つことでも知られており、新石器時代から人の住む集落がある。

サントネーの代表的なワイン

ルイ・ジャド サントネー クロ・ド・マルト ルージュ
サントネー・ドクター・バロレ
サントネー・ブシャール・ペール・エ・フィス
シャトー・ド・サントネー
サントネー・フィリップ・ブルノ
サントネー・ヴァンサン・ジラルダン
サントネー・ルイ・ルカン
サントネー・プロスペル・モーフー

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