ガイヤック・プルミエール・コート

ガイヤック・プルミエール・コートワインの特徴とは

   

ガイヤック・プルミエール・コートの気候・風土

フランス南西部のミディ・ピレネー地方にあるタルヌ県に位置する小さな町ガイヤック。人口は約1万人と小さな町だが、商工業都市として知られ、富裕な市民が多い。ワイン好きが多く住む町としても知られている。

ガイヤックは大都市・トゥールーズ北東50kmほどのところにある。近くのアルビには有名な観光名所・トゥールーズ=ロートレック美術館があり、来館した人々が秀逸なワインを求め、ガイヤックを訪れるという。

ガイヤックは大西洋と地中海の両方から影響を受けた気候。日照時間、降水量、湿度とどれもぶどう栽培に適した地域だ。

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??Gaillac vignoble enneig??? par PANDA 81 ? Travail personnel. Sous licence CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons.

ガイヤックとしてもAOC認定を受けているが、その中でもさらに厳しい規定をクリアした「ガイヤック・プルミエール・コート」のほか、「ガイヤック・ドゥー」「ガイヤック・ムスー」といったAOCワインもつくられている。

このうちガイヤック・プルミエール・コートは、優れたぶどうが育つタルン川の右岸にある11村でつくられている。

ガイヤック・プルミエール・コートのワインの特徴

ガイヤック産のワインには値頃なワインが多い。その理由は、大都市トゥールーズに近いため、質よりも量が求められ、多種多様な安価なワインを生産してきたためだ。

雑誌や書籍などでは安価のワイン産地というイメージが定着してしまっている。しかし、近年はそんな評価を一蹴しようとする生産者が多く、「価格はそのままで、より一層高品質なワインを目指す」という動きが広まっている。

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??Len de l’El?? par Berndt Fernow ? Travail personnel (own photography). Sous licence CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons.

フランスのワインガイド誌『ル・クラスマン』でも、ガイヤック産のワインの品質が向上してきたと取り上げられたことがあり、奥深いワインとして注目されている。中でも、絶滅寸前のローカル品種でつくる稀少ワインは特に評価が高い。

ワイン通の間では、ボルドーとも南仏とも異なるワインの世界を堪能できると評判。ガイヤック・プルミエール・コートはロゼに定評があり、輝きのあるピンク色で、フレッシュで軽く飲みやすい。

エピソード

ガイヤックのワイン史を紐解くと、紀元前にさかのぼる。紀元前600年ごろには古代マルセイユ人がぶどう畑を整え、その後、紀元前125年にガロ・ローマ時代の人々によって改良されてぶどう栽培が広まったといわれている。

Old Mozac wine bottle - Gaillac

ガイヤック・プルミエール・コートの代表的なワイン

ヴァン ド ターブル ラ ミュ ・ マス ブリュネ
ヴァン ド ターブル レ プティット ドゥセール デュ ブラン ・ マス ブリュネ
ヴァン ド ターブル ル ブラン バリック ・ マス ブリュネ
プルミエール・コート・コート・デュ・ローヌ

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