テラアラタ 

テラ・アルタワインの特徴とは

   

テラ・アルタの気候・風土

テラ・アルタは、スペイン北東部・カタルーニャ地方のワイン生産地だ。バルセロナから南に150km、地中海から50kmほど内陸部に位置する。カタルーニャのワイン生産地の中ではもっとも南にある。

テラ・アルタとはカタルーニャ語で「高いところ」を意味するが、その名の通り標高950mほどの山々に囲まれている。土壌は水はけのよい石灰岩、粘土質。気候は地中海性気候と大陸性気候の混ざったもので、降雨量は400mm前後と少ない。夏冬の温度差が激しく、夏季の日較差も大きい。

栽培されるぶどうは、黒ぶどうではカベルネ・ソーヴィニヨンメルローカリニャンシラーカリニェナなど。白ぶどうではガルナッチャ・ブランカやマカベオなど。

テラ・アルタのワインの特徴

かつては安価なバルクワインの生産地であったが、近年品質を求める地元生産者により、高品質のワインがつくられるようになった。今ではワイン専門誌でも高い評価を得る生産者もいる。

総じて、コストパフォーマンスに優れた、フレッシュなタイプのワインがつくられるのが特徴。長熟タイプのグラン・レゼルバが、日本のコンビニチェーンに輸入され、500円で販売されたこともある。

白はガルナッチャ・ブランカ単一品種、もしくはマカベオ種の混醸によるもの。また赤はガルナッチャに、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロー、シラーなどのフランス品種を混醸した、ボルドースタイルのワインが多い。

エピソード

カタルーニャはその歴史的背景とともに、建築でも非常に有名である。この地域のワイナリーも、カタルーニャの建築形式・モデルニスモ様式で建築されたものが多い。

このテラ・アルタにおいては、セザル・マルチネリィ・ブルーネットの作品が多い。アントーニ・ガウディの弟子でもある彼はカタルーニャの数々のワイン醸造所を手がけ、これらは「ワインの聖堂」と呼ばれた。

テラ・アルタの代表的なワイン

・ボデガス・アバニコ・ラス・コリナス・デル・エブロ・ティント・セレクシオン
・セラー・ラ・ボリドーラ・フロール・デ・ガルナッチャ
・ガルナッチャ・ネグラ / エレンシア・アルテス
・グランレゼルバ / カーサ・サフラ
・ヌエストラ・セニョーラ・ポルタル / セリェール・ピニョ

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