ワイン用語集

アマローネ

   

アマローネの意味/解説

アマローネ(Amarone)とは、イタリアのヴェネト州ヴェローナ近郊に位置するヴァルポリチェッラ地区でつくられる伝統的なワイン。

アマローネは、収穫した後に厳選したぶどうの粒を、陰干し(アパッシメント)してからつくるワインで、ヴァルボリチェッラ地区で醸造されたものしか、アマローネと呼ばれない。

通常、10月頃に完熟したぶどうを手で収穫し、質の高いぶどうの粒だけを選び、風通しの良い専用の部屋で2〜6か月の間陰干しする。その後、2年以上の樽熟成、6か月以上の瓶熟成を経て、アマローネとして世に出る。

アマローネは、DOC(統制原産地呼称)ワインのため、陰干し期間、樽熟成期間、瓶熟成期間、イタリア固有品種の使用など、さまざまな規定がある。

Masi Amarone

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