ワイン用語集

OIV(国際ぶどう・ぶどう酒機構)

   

OIV国際ぶどう・ぶどう酒機構)の意味/解説

O.I.V.(国際ぶどう・ぶどう酒機構)とは、Office International de la vigne et du vinの略称で、ぶどう栽培やぶどう品種、ワインづくりに関する総合的な研究機関。フランスに拠点を置く。

O.I.V.には、現在46か国が加盟している。O.I.V.は、各種統計の発表や、研究集会を開催するほか、ふどう栽培、ワイン醸造、ラベル表示などに関する基準の制定も行っている。
EUにおいては、O.I.V.が、独自のぶどう品種として認めたぶどうの名前だけを、ワインラベルの品種名に表示できる。

現在、O.I.V.に品種登録されている日本のぶどうは、「甲州種」と「マスカット・ベーリーA 種」の2種類。2010年に白ワイン用の「甲州種」が登録承認され、次いで、2013 年に赤ワイン用の「マスカット・ベーリーA 種」が登録承認された。

これにより、日本固有のぶどう品種名を表示したワインを、赤白ともにEUで販売できるようになった。

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