ワイン用語集

シュロスアップフュルング

シュロスアップフュルングの意味/解説

シュロスアップフュルングとは、「シュロス=シャトー元詰め」を意味し、生産(瓶詰め)者の分類を示すドイツのワイン用語。Schloshabfüllungと綴る。
シュロスは、「城」を意味するドイツ語で、フランスのシャトーと同じように、ドイツでぶどう畑を所有し、栽培からワインの醸造、瓶詰までを行うワイナリーを指す。

ドイツワインのラベルには、ワイン名、ぶどう収穫年、ぶどう品種、生産地、ワインの等級、アルコール度数などのほかに、生産者(瓶詰め)者の分類が表示されている。

シュロスで瓶詰めを行った場合は、シュロスアップフュルングと表示される。複数のぶどう栽培者あるいはぶどう栽培者で作る共同組合が瓶詰めを行った場合は、エアツォイガーアップフュルング(Erzeugerabfüllung(生産者元詰め))。一定の法律規定にしたがって運営されている醸造所やぶどう栽培者が瓶詰めを行った場合は、グーツアップフュルング(Gutsabfüllung(醸造所元詰め))。ぶどう栽培者と瓶詰めした者が異なる場合は、アップフュルング(Abfüller)と表示される。

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