ワイン用語集

テロワール

ロワールの意味/解説

テロワール(terroir)とは、「場所」や「気候」、「土壌」など、ぶどう育成に関わる自然環境の特徴。

テロワールは、「土地」という意味のフランス語terreから派生した言葉。土壌の性質や構造、日照、畑の向きや地形、気象などを示しておりいて、ぶどう畑を特徴づける自然の要因と考えられているされている。

ぶどうは、自然環境の影響を受けやすいので、ワインにもそれぞれの地方や畑の類似性や個性が出る。こうした「特定の地方や畑からつくられたワインは特性をもっている」という考えは、フランスの原産地統制呼称法(AOC法)の基礎になっている。

一般的に暖かい気候で育てられたぶどうは、糖度が高く、アルコール度数の高いワインになる。また、ワイン用のぶどうを栽培するには水はけが良く、痩せた土地が適しているとされている。

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