チリ, ワイン紹介

コノスル カベルネ・ソーヴィニヨン ヴァラエタル

   

特徴

コノスル カベルネ・ソーヴィニヨン ヴァラエタル(Cono Sur Cabernet Sauvignon Varietal)は、チリのコノスルがつくる品種名表記ワインシリーズ「ヴァラエタル」の1つ。コノスルのワインシリーズには、「ヴァラエタル」のほかにドイツのエコ認定を受けた「オーガニック」や、フレンチオーク樽にて熟成をして複雑かつ深みのある味わいを目指した「レゼルバ」、最も優れた区画のぶどうのみを使用した「シングルヴィンヤード」、同社最高級シリーズの「20バレル」、ナンバーワン・ピノを目指した超限定品「オシオ」、発泡ワインの「スパークリング」、貴腐ぶどうと遅摘みリースリングを使用した甘口ワイン「コセチャ・ノーブレ」、そのおいしさに言葉を失うというプレミアム・ワイン「シレンシオ」がある。

bicycle

「ヴァラエタル」は、手頃な値段で飲み応えのあるワインシリーズとして売り出されている同社のスタンダード・ワイン。主要品種を85%以上使用。コノスル カベルネ・ソーヴィニヨン ヴァラエタルの場合、カべルネ・ソーヴィニヨンを88 %使用している。このカベルネ・ソーヴィニヨンのほか、メルローピノ・ノワールカルメネールシラーシャルドネ、リースリング、ゲヴェルツトラミネール、ヴィオニエソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ノワール・ロゼ、マルベックピノ・グリージョがラインアップされている。

ラベルには、農夫たちが毎日、ぶどう畑に向かうときに使用する自転車が描かれている。ワインは深いガーネット色をしていて、透明感はあまりない。濃厚なチェリーやベリーの香りとあわせ、スパイスやタバコなどのニュアンスを持つ。口に含むとインパクトのあるアタックのあとに濃厚な果実味が広がり、適度な味、程よいタンニンも感じられる。

今日はコノスル

ワイナリー

コノスルは、1993年にチリのマイポ・ヴァレーに設立された。「コノスル」には、「南の円錐」という意味があり、「南向きの円錐形をした南米大陸からニューワールドワインの魅力を発信する」というワイナリーの心意気を表しているという。

同社は常に革新的であることをテーマとし、チリのワインづくりを主導するような力強い歩みを続けてきた。その成果は、各国で開催されるワイン・コンクールで数々の高い評価を獲得していることからも推し量れる。

またコストに対する徹底的な管理意識が優れており、そのコスト・パフォーマンスの優秀さは世界に類を見ない。

設立当初の輸出量は3万ケースだったが、2005年には200万ケースを超え、チリ第2位の輸出量を誇るまでの大ブランドに成長した。原動力は、革新的な姿勢だと言われている。チリで初となるスクリューキャップの導入や、有機栽培などのサステイナブル農法、新興産地での自社畑の拡大などに積極的だ。

Viña Cono Sur y la bicicleta

評価/口コミ

・飲みやすい
・渋すぎず、甘すぎず、バランスが良い
・安くて美味しい
・酸味が強すぎる

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