トスカーナ, ワイナリー

ぺトラ

特徴・ポイント

イタリア西部にあるトスカーナ州マレンマ地方のワイナリー。瓶内2次発酵方式で造られるD.O.C.G.スパークリングワインフランチャコルタで有名な「ベラヴィスタ」が創設した。

ワインづくりのこだわり

約300haの土地のうち、ブドウ畑の面積は100haほど。品種はカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロなどボルドー品種をメインに、サンジョヴェーゼも用いてトスカーナらしさを出している。
ワイナリーは、ワインの完成までなるべく機械を使用せず造れるように設計され、有機肥料のみで栽培されたブドウは手作業で収穫される。

Petra winery

代表的なワイン

ペトラ

カベルネ・ソーヴィニヨン60%にメルロ40%で造られるIGT(スーパータスカン)。野生の酵母による自然発酵の後、木樽と瓶内で合計3年熟成する。チェリー、ブラックベリーなど濃厚な赤い果実のアロマに、しっかりとしたボディ、きめ細やかなタンニンと適度な味が味わえる。ブドウの出来が良かった年のみ造られる希少なシリーズ。

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クエルチェゴッベ

メルロ100%による赤。大樽で15カ月寝かした後、瓶内でさらに10カ月熟成する。赤い果実の中にモカやスパイス、フレンチオークを思わせる深い奥行きのあるアロマ、豊かな果実味と絹のように滑らかなタンニンが味わえる。2008年ヴィンテージは『ワイン・アドヴォケイト』誌のパーカーポイント93点を獲得した。

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エボ

カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロ20%にサンジョヴェーゼを30%加え、トスカーナらしさの出たワイン。バリックとスロヴェニアオーク樽を組み合わせて熟成している。赤・紫系果実に加え、ハーブや木のニュアンスを感じるアロマ。豊かな果実味と滑らかな口当たりが特徴だ。

hebo-petra

ワイナリーの歴史

1997年、ベラヴィスタのオーナー、ヴィットリオ・モレッティ氏と娘のフランチェスカ女史により創業。現在はフランチェスカ女史がオーナー兼醸造責任者を務める。女史が休暇中にこの地を訪れ、ミネラルを含んだ水はけのよい土壌やボルドーに似たミクロクリマなど、良質なワイン造りの可能性を見出したことがワイナリー創設のきっかけとなった。

ラテン語で「石」を意味するペトラ(PETRA)は、その名の通り地元の石を切り出して建てられ、神殿や城を思わせる荘厳な外観を湛えている。設計はスカラ座の改修工事などを務めたスイス人建築家のマリオ・ボッタ氏が行い、ラベルのデザインも彼が手掛けている。

Petra Winery

ラベルに描かれた3つの輪は人・地球・空の三位一体を表し、「ワインはその土地の歴史や神秘性、作り手の情熱といった諸要素の調和がとれていなければならない」というヴィットリオ氏とフランチェスカ女史の考えに基づいている。

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