ヴェネト, ワイナリー

ネグラーレ

特徴・ポイント

ネグラーレ(Negrar)は、イタリア・ヴェネト州ヴェローナ市近郊に位置するワイン生産者組合で、ヴェローナ地域を代表するアマローネの生産者として広く名が知れ渡っている。同社が創立80周年を迎えた2013年には、インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティションにおいて最優秀イタリアワイン生産者として評価を受けた。

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ワインづくりのこだわり

ヴェローナ大学のブドウ・ワインテストセンターと共に自社畑を徹底的に分析・評価するなど、生産量を増やすことよりも、自社畑の品質向上を重要視している。

代表的なワイン

ネグラーレ ヴァルポリチェッラ クラッシコ

ヴァルポリチェッラ地区の中でも古くからあるクラッシコ地区の畑で収穫されたぶどうを使った赤ワイン。コルヴィーナ、ロンディネッラ、モリナーラ品種からつくられる。フレッシュなフルーツ香に、なめらかで軽快な口当たり。

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ネグラーレ バルドリーノ クラッシコ

主にコルヴィーナ品種からつくられる。淡いルビー色が美しい、まろやかな口当たりと果実のフレッシュさを感じられる軽やかな赤ワイン。

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ネグラーレ ドミニ・ヴェネティ アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコ・スペリオーレ

コルヴィーナ、ロンディネッラ品種の辛口赤ワイン。凝縮した香りとしっかりとした味、豊かなタンニンの余韻が長く残る。アマローネはヴェローナ地域の伝統的なワインで、厳選したぶどうを陰干しし、樽や瓶での熟成を経てつくられる。

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ワイナリーの歴史

ネグラーレ社は、ぶどう栽培、ワインづくりの地として古くから知られるイタリア東北部のヴェネト州ヴェローナ市近郊に所在する。同社の前身は1933年に6人の創設者が設立した生産者組合で、現在は約230軒のぶどう栽培農家が600ヘクタールの畑を管理する、ヴェネト州最大のワイン生産者組合になっている。

Valpolicella vineyards around Negrar (Italy 2015)

ぶどう生産量は6000トン以上、ワイン生産量も毎年約800万本にのぼり、数々のD.O.C.ワインや、ヴェローナを代表するワイン、アマローネのトップクラスのつくり手として世界で評価されている。

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