アコンカグア, ワイナリー

セーニャ

特徴・ポイント

1870年創業のチリワインの名門エラスリス家5代目当主・エデュアルド・チャドウィック氏、カリフォルニアワインの父と呼ばれるロバート・モンダヴィ氏によって誕生したセーニャ(Seña)。チリのスーパープレミアムワインとして「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」での受賞歴も多数、『ワイン・アドヴォケイト』誌などのワイン専門誌において毎年高ポイントを獲得している。

ワインづくりのこだわり

アコンカグア・バレーに約350haのぶどう畑を所有。選りすぐりの自然を残したままの土地で行われるビオディナミ農法(有機農法の一種)により、土地の個性を生かしたぶどう栽培を行っている。

VAR.ac-5

代表的なワイン

セーニャ 2013

この10年で最も冷涼だった2013年、ゆっくりと凝縮されたぶどうを使用した優れたヴィンテージとして記憶されるワイン。リッチでフレッシュな黒い果実の豊かな香りとしっかりとした骨格を持つ、完璧なブレンドと称されるエレガントな赤ワインだ。

ワイナリーの歴史

チリの名門であり、チリワイン輸出協会のディレクターを務めるエラスリス家のエデュアルド・チャドウィック氏、カリフォルニアワインを世界に広めた人物として知られるロバート・モンダヴィ氏が生み出したのが、チリのスーパープレミアムワイン・セーニャである。2人は1995年に合弁会社を設立。4年間に渡りワインづくりに最良な土地を探した。そして見つけ出したのが、チリの首都サンティアゴの北約100kmに位置するアコンカグア・バレーである。

ファーストヴィンテージは1995年にリリースされた。2004年、ベルリン・テイスティングにおいてフランスボルドーの名門シャトー・マルゴーなどを抑えてセーニャ2001が世界第2位を獲得したことで、セーニャの名が一躍世界中に知れ渡った。

アコンカグア・バレーの一等地に取得したぶどう畑では、2005年からテロワールをそのまま生かしたぶどうづくりのためにビオディナミ農法を採用。ぶどうの収穫・選別も一粒一粒丁寧に行い、熟成にはフレンチオーク樽を100%使用するこだわりで、ボルドーを凌ぐともいわれるスーパープレミアムワインをつくり出している。

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