コラム

グランポレール12種類をテイスティング! 若手醸造家4人との会話も楽しめた「グランポレール プレシャスサロン 七夕2018」

グランポレール ワインバー トーキョー 銀座コリドー街店にて2018年7月7日、「グランポレール プレシャスサロン 七夕2018」が開催された。

グランポレール勝沼ワイナリー、岡山ワイナリーの若手醸造家4名が一堂に会したこのイベント。醸造家との会話はもちろん、北海道・長野・山梨・岡山の4産地のぶどうを使ったワインを産地ごとに3種類、計12種類のテイスティングも楽しめた。

左から岡山ワイナリーの青山さん、勝沼ワイナリーの渡邉さん、齊藤さん、岡山ワイナリーの原田さん

「北海道ケルナー 辛口2016」「北海道ケルナー 遅摘み2016」「北海道余市ピノ・ノワール2015」

「長野古里ぶどう園シャルドネ2016」「長野メルロー&カベルネ2016」「安曇野池田ヴィンヤード シラー2014」

「山梨甲州樽発酵2017」「甲州辛口2017」「甲斐ノワール2016」

「岡山マスカットベーリーA樽熟成2016」「岡山マスカット・オブ・アレキサンドリア<薫るブラン>2017」「岡山マスカットベーリーA バレルセレクト2015」

各地のワインがこれほどそろう機会は、各ワイナリーへ足を運んでも珍しいという。また、同ワインバーの秋山シェフによる各産地の食材を使った1日限りの特別メニューも一緒に楽しめるとあって、チケットは完売。会場には多くのワインファン、グランポレールファンの姿があった。

イベント来場者たちが選んだ一押しのグランポレールは?

会場では来場者による投票も行われ、七夕らしく来場者が短冊に好きなワインを書いて投票。投票をすると抽選で1位のワインが当たる、という趣向もあり皆さん悩みながら投票をされていた様子。

ちなみに4産地別の人気No.1は、「北海道ケルナー辛口2016」(北海道)、「安曇野池田ヴィンヤード シラー2014」(長野)、「甲斐ノワール2016」(山梨)、「岡山マスカットベーリーAバレルセレクト2015」(岡山)。つくり手も意外な結果と驚いていた。

この中でも最も多くの票を集めたのは、「岡山マスカットベーリーAバレルセレクト2015」。「バレルセレクト」はぶどうの選定、樽熟成の2段階で「バレルセレクト」として世に出すかどうかを検討するという。その開発ストーリーもお客様の心に響いたのかもしれない。

「岡山マスカットベーリーAバレルセレクト2015」の醸造を手掛けた久野靖子さん。豪雨のため岡山へ帰れなくなり、会場を訪れていた

立食形式ということもあり、食事とおいしいワインを思い思いに楽しみながら、醸造家のワインへの情熱や確かな知識も堪能できる、ワイン愛の詰まった濃い2時間を過ごせるイベントだった。

グランポレールは、このようなイベントを今後も企画していくという。その内容はファン会員組織「グランポレール プレシャスサロン」のメールマガジンで発信される他、グランポレールのフェイスブックならびにツイッターで情報発信されるということなので、グランポレールファンのみならず日本ワインファン、ワインファンはチェックしておくと良いだろう。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
About the author /  鵜沢 シズカ
鵜沢 シズカ

J.S.A.ワインエキスパート。米フロリダ州で日本酒の販売に携わっている間に、浮気心で手を出したワインに魅了される。英語や販売・営業経験を活かしながら、ワインの魅力を伝えられたら幸せ