2015年12月

メルシャン「勝沼のあわ」が3年連続で金賞を受賞! 香港インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティションで

   

メルシャンのスパークリングワイン「勝沼のあわ 2014」が、「香港インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション」で3年連続となる金賞を受賞した。同コンクールは、アジア料理と相性が良いワインを審査するなど、アジアのワインを世界に発信する役割を担っている。「勝沼のあわ」が評価されたことで、今後ますます日本ワインや日本固有のぶどう品種への注目が集まることが期待される。

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香港で開催された国際ワインコンクールで、日本固有のぶどうを使ったスパークリングワインが最高評価を獲得した。メルシャンは2015年11月17日、「勝沼のあわ 2014」が10月に開催された「香港インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション」で、金賞および出品された日本ワインの中で最も評価されたワインに贈られる「ベスト日本ワイントロフィー」を受賞したと発表した。メルシャンのワインが金賞を受賞するのは、今年で3年連続となる。

「香港インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション」は、アジア最大級の国際ワインコンクールとなる。審査員の大半がアジア出身者・アジアで活動する者で構成され、アジアのワインを世界へ発信する役割を担っている。ワインの評価だけでなく、刺身などのアジア料理との相性が良いワインを審査する「フードアワード部門」が設置されているのもユニークだ。

今回金賞に輝いた「勝沼のあわ 2014」は、山梨県甲州市の勝沼地区で栽培された甲州種を使用したスパークリングワイン。金色の色彩が美しく、柑橘系の爽やかな香りと新鮮な果実の味わいを楽しむことができる。名称に“スパークリング”ではなく、あえて“あわ”を使用することで、日本らしさと親しみやすさを表現している。

甲州ワインの「勝沼のあわ」が評価されたことで、今後ますます日本ワインや日本固有のぶどうである甲州種に注目が集まっていくだろう。世界の注目が高まれば、日本のワイン市場もさらに活性化し、より良いワインが生まれてくるかもしれない。

<関連リンク>
「香港インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション」にて「勝沼のあわ 2014」が金賞およびベスト日本ワイントロフィーを獲得

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About the author /  NAGATA

カルチャー、音楽などを中心に執筆するフリーライター。大学院に在学し、インターネット文化を研究する傍ら、執筆に取り組んでいる。山梨県に在住している際に日本ワインの魅力にとりつかれる。