2015年12月

2015年はアメリカワインがトップ3を独占。Wine Spectatorがトップ100ワインを発表

   

世界最大の発行部数を誇るアメリカのワイン専門誌『Wine Spectator』は2015年11月15日、2015年のワイン・トップ100を発表した。

151114_ワイン・スペクテイター誌がワインのトップ100を発表


2015年はアメリカワインがトップ100の中に27銘柄もランクイン。次いでイタリアワイン20銘柄がトップ100入りして、アメリカ勢とイタリア勢が半数近くを占めた。

イタリア勢も健闘したものの、トップ3はアメリカワインが独占。そんな気になるトップ3は、次のようになっている。

第1位 ピーター・マイケル・ワイナリー・オー・パラディー・カベルネ・ソーヴィニヨン[2012年]

第2位 クイルシーダ(クイルセダ)・クリーク・カベルネ・ソーヴィニヨン[2012年]

第3位 イブニング・ランド ピノ・ノワール セブン・スプリングス・ヴィンヤード ラ・ソース(スルス)[2012年]

Wine Spectatorは1988年以来、ワインを毎年品評してトップ100のリストを発表している。

品評は、ワインの品質、値打ち、入手しやすさなどの要素を重視して点数を付ける。95~100点は「Classic:偉大な素晴らしいワイン」、90~94点は「Outstanding:傑出したワイン」、85~89点は「Very good:とてもよいワイン」、80~84点は「Good:よいワイン」といった評価になる。

日本ワインについては、メルシャンの「シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー 2011」が日本ワインとしては最高の90点を獲得したものの、トップ100入りは逃したようだ。

このほか、2015年のトップ100には、初めてニュージーランドのワイン「エスカープメント ピノ・ノワール マーティンボロ クペ・シングル・ヴィンヤード」が10位内に入賞し、関心を集めている。

<関連リンク>
TOP 100 LISTS

「ワイン・スペクテイター」にて「シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー 2011」が日本ワインの中で最高点となる90点を獲得!

 

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About the author /  NAGATA

カルチャー、音楽などを中心に執筆するフリーライター。大学院に在学し、インターネット文化を研究する傍ら、執筆に取り組んでいる。山梨県に在住している際に日本ワインの魅力にとりつかれる。