2016年04月

本州最北端のワイナリーが醸造する「下北ワイン」の第2弾ファンドが募集開始

青森県むつ市のサンマモルワイナリーは2016年4月9日、ミュージックセキュリティーズと連携し、「青森 下北ワインファンド2015」の募集を開始した。出資金額は1口5万5000円で、募集期間は同年9月30日までとなる。

160411_下北ワインファンド

サンマモルワイナリーは、青森県下北半島に位置する本州最北端のワイナリーだ。下北半島は、ぶどうに適した気候帯とされる、北緯30~50度の「ワインベルト」の中心にあたる北緯41度に位置している。同ワイナリーの専用農場では、寒冷地での栽培が困難とされるピノ・ノワールの栽培に成功。同ワイナリーでは、10年以上もの歳月をかけて、このぶどうを使った「下北ワイン」を生み出したという。また、「安全・安心のワインづくり」にこだわり、除草剤や化学肥料を用いない「青森県特別栽培認証ぶどう」を使ったワインを提供している。

今回募集を開始したのは、2015年の「青森 下北ワインファンド2014」に続く、第2弾ファンドとなる。2015年度に醸造された赤ワインを対象とし、1口5万5000円の出資を募る。集めた資金は、ぶどうなどの原材料購入に充てられるという。

投資者には、1口につき5000円相当の限定醸造の「下北ワイン(赤)セレクション」が送付される。また、ファンド対象事業の売り上げに応じて分配金が支払われる予定。事業計画では、期間中に累計4421万4330円の売り上げが発生し、1口当たり5万4452円の分配を予想している。

<関連リンク>
第2弾ファンド。本州最北端ワイナリーで醸造される「奇跡のワイン」『青森 下北ワインファンド2015』を募集開始しました。

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About the author /  NAGATA

カルチャー、音楽などを中心に執筆するフリーライター。大学院に在学し、インターネット文化を研究する傍ら、執筆に取り組んでいる。山梨県に在住している際に日本ワインの魅力にとりつかれる。