2017年10月

リーデル、ヴェネチアンガラスの技法を用いた「ファット・ア・マーノ」を発売

RSN Japanは2017年9月20日、オーストリアのワイングラスメーカー「リーデル」から、ヴェネチアンガラスの技法を用いたワイングラス「ファット・ア・マーノ」シリーズを発売した。6色/6形状の36種のグラスに加え、白・黒のツイストステムタイプもそろえた。

リーデルは、1756 年にオーストリアで創業。グラスの形状によってワインの香りや味わいに変化が生じることに初めて着目したことで知られ、ぶどう品種やワインの個性に合わせて形状を工夫したグラスを発売している。

今回発売した「ファット・ア・マーノ」は、イタリア語で“手づくり”を意味し、これまでとは違った製法を採用。ワインを注ぐボウル部分は機械による吹きガラスだが、グラスの脚であるステム部分をヴェネチアンガラスの技法で手づくりした。

ステムの色は、ホワイト/ブラック/イエロー/レッド/グリーン/ダークブルーの6色を展開する。各色それぞれに「カベルネ/メルロ」「オールドワールド・ピノ・ノワール」「オールドワールド・シラー」「シャンパーニュ・ワイン・グラス」「リースリング/ジンファンデル」「オークド・シャルドネ」という6つのボウル形状をそろえ、計36種をラインアップした。

さらに、白と黒のモノトーンカラーを使ったツイストステムも用意。基本の6つのボウル形状に加え、「ボルドー・グラン・クリュ」「ブルゴーニュ・グラン・クリュ」を用意し、計8種類を提供する。

価格は、基本の6色が各1万円、白・黒のツイストステムタイプが各1万2000円。リーデル青山本店のほか、全国の取り扱い百貨店で購入できる。

<関連リンク>
リーデル新シリーズ<ファット・ア・マーノ>9月20日(水)発売

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About the author /  NAGATA

カルチャー、音楽などを中心に執筆するフリーライター。大学院に在学し、インターネット文化を研究する傍ら、執筆に取り組んでいる。山梨県に在住している際に日本ワインの魅力にとりつかれる。