フランスの自然派ワインをテーマにした映画『ワイン・コーリング』が、2019年11月1日より全国で公開される。近年注目を集める自然派ワインのつくり手を追ったドキュメンタリー映画で、自然派ワインの魅力とその生産者たちのライフスタイルを描く。東京都内のシネスイッチ銀座、アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺を皮切りに、順次全国で公開される予定だ。
有機栽培で育てたぶどうを用いて、添加物を使わずにつくる自然派ワイン。体にも自然にも優しいと、日本でも若者を中心に人気を集めている。ワイン大国のフランスも例外ではなく、10年ほど前から、自然派ワインのパイオニアと呼ばれるジャン・フランソワ・ニック氏を中心に、“フランスワインの革命”が起こっているという。
その自然派ワインとジャン・フランソワ・ニック氏、彼の周囲に集まる人々を描いたドキュメンタリー映画が『ワイン・コーリング』だ。自然派ワインのつくり手たちを取り上げ、ワインづくりの工程だけでなく、そのナチュラルな生きざま――ライフスタイルをも追う。生産性だけを追求せず、地球に優しいワインを、自分の納得できる形でナチュラルに生産し続ける。そんな彼らのライフスタイルと自然派ワインの魅力が、90分のフィルムに収められている。
ブリュノ・ソヴァール監督作『ワイン・コーリング』は、自然派ワインにまつわるドキュメンタリー映画を特集上映する「映画で旅する自然派ワイン」で、『ジョージア、ワインが生まれたところ』と同時公開される。
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『ワイン・コーリング』(クロックワークス配給)