アルザスワイン委員会は2019年10月1日、首都圏を中心とした約80の飲食店で「アルザスワイン バイザグラス・フェア」を開始した。キャンペーン参加店舗でアルザスワインをグラス単位で楽しめるというイベントで、同年11月30日までの2カ間にわたり開催する。
フランス北東部に位置するアルザス地方は、ワインの代表的な産地として知られる。フランスでも特に冷涼かつ乾燥した気候で、近年は涼しい地方でつくられるワイン「クールクライメイトワイン」の産地として注目を集めている。小規模ワイナリーが多く、つくり手ごとに違いを感じられること、有機栽培など環境に配慮した生産に取り組んでいることなどが人気の理由だという。
そのアルザスワインをグラス単位で楽しめるのが、今回のアルザスワイン バイザグラス・フェアだ。レストランやビストロ、バルなどのキャンペーン参加店舗で、アルザス地方のAOCワインがバイザグラスで提供される。対象となるのは、AOC ALSACE、AOC CREMANT D’ALSACE、AOC ALSACE GRAND CRUなどのAOCワインだ。
およそ80店舗がキャンペーンに参加する予定で、各店舗で期間中2週間以上、アルザスワインが味わえる。参加店舗の詳細はFacebookのイベントページ(https://www.facebook.com/events/527360854503933/)で公開している。