2022年08月

イタリアのソアーヴェ・クラシコ地区から、「2021 Soave Classico」など4種を発売

フィラディスは2022年7月22日、イタリア・ヴェネト州のソアーヴェ・クラシコ地区にあるワイナリー、ジーニ(Gini)から、「2021 Soave Classico」「2019 Soave Classico La Frosca」「2019 Soave Classico Salvarenza V.V.」「2018 Pinot Nero Campo alle More」の4種を発売した。

ジーニは、1500年代からぶどう栽培に携わってきた歴史あるワイナリー。現在は、16代目のサンドロ氏とクラウディア氏の兄弟が率いている。栽培・醸造ともに“自然を尊重し、伝統を守り続ける”ことを重視しており、ぶどうは熟度を見極めながら3回に分けて手摘みで収穫するなど、丁寧なワインづくりを行っている。

平均樹齢 70 年のガルガーネガを100%使用した「2021 Soave Classico」は、ピュアでありながら複雑味があり、ジーニの畑を最大限に表現した1本。リンゴやピンクグレープフルーツのソルベ、レモンライムのアロマに甘やかな白い花々の香りを持つ。

「2019 Soave Classico La Frosca」は、平均樹齢90 年のガルガーネガを100%使用している。最も名高いクリュの1つであるフロスカは、“冷たい”を意味するその名の通り、冷たい北風が吹きおろし、昼夜の寒暖差が激しい。そのため、力強く熟した果実味がありながら、クリスピーな酸、鉱質なミネラルが魅力のスケールの大きなワインに仕上がっている。

「2019 Soave Classico Salvarenza V.V.」は、フロスカにある平均樹齢100年のガルガーネガを100%使用。そのうちの3分の1がプレ・フィロキセラで最高樹齢140年を誇る。自根由来のパワーと複雑さ、豊かな果実味、ミネラル、酸が一体となって、熟成ポテンシャルは10〜20年にも及ぶ。

「2018 Pinot Nero Campo alle More」は、ソアーヴェ地区との境界部分に位置するミラベッロの丘にある畑で収穫したピノ・ネロを100%使用する。ドライストロベリーやチェリーの香り、チョコレートやスパイス、ドライハーブのヒントが官能的な魅力を感じさせる。

希望小売価格(税別)は、「2021 Soave Classico」が3100円、「2019 Soave Classico La Frosca」が4500円、「2019 Soave Classico Salvarenza V.V.」が5200円、「2018 Pinot Nero Campo alle More」が7100円となっている。

<関連リンク>
フィラディス、イタリアのGini(ジーニ)正規代理店販売を7月22日(金)より開始ガンベロロッソ誌『ソアーヴェの名を偉大なものにした貢献者』 トレビッキエーリ 通算14回獲得のワイナリー

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About the author /  tomo

量販店の販売員、製造メーカーの設計部を経て、フリーライターに転身。ゆっくりお酒を飲みながら愛猫と戯れる夜のひと時に幸せを感じている。