2022年01月

全国初、サテライトオフィスを併設した「上ノ国ワイナリー」がオープン!

上ノ国開発は2022年1月11日、北海道檜山郡上ノ国町に、全国初となる宿泊施設付きのサテライトオフィスを併設した「上ノ国ワイナリー」をオープンさせた。

建物は、2014年度に廃校となった旧・上ノ国町立湯ノ岱小学校をリノベーションして利用。ワイナリーとして新たなスタートを切った。北海道および国内産のぶどうを使用し、2021年10月からワインの醸造作業を開始しており、2022年夏にはオリジナルワインをリリースする。同時に、ワインを試飲しながら購入できるショップをオープン予定で、ワインとともに、上ノ国町ならではの物産品も販売する。

併設するサテライトオフィスのワーキングスペースには、ぬくもりを生み出す暖炉を設置し、高い天井が開放的な作業空間を提供する。各種設備やサービスも充実しており、ロッカー、クローク、オープンキッチン、Wi-Fiなどが無料で利用できる。また、有料で会議用のプロジェクターやスクリーン、音響マイクセットを提供するほか、プリンター、コピー、FAX、宅配・郵便の受け取り・発送サービスも行う。

宿泊は、シックで落ち着いた雰囲気の8室を用意する。各個室にはシャワー、トイレ、ベッドを備え、館内には浴場も完備する。冬にはスキーやスノーボードが、春から夏にかけては釣りが楽しめる絶好の立地は、働きながら休暇を楽しむ「ワーケーション」にうってつけだ。

同社は、上ノ国ワイナリーを起点に近隣市町村と連携してワイン生産を拡大し、ワイン産地として地域の活性化を目指す。今後、ワインツーリズムやエンターテインメント性を加えたワイン関連イベントなども開催していくとしている。

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About the author /  tomo

量販店の販売員、製造メーカーの設計部を経て、フリーライターに転身。ゆっくりお酒を飲みながら愛猫と戯れる夜のひと時に幸せを感じている。