2022年02月

ファン待望の大人気ワイン「長野竜眼 2021」、6644本限定で販売開始

サンクゼールは2022年2月4日、公式オンラインショップで「長野竜眼 2021」を発売した。全国のサンクゼール店舗、久世福商店店舗(一部店舗を除く)でも順次販売を開始している。

「長野竜眼」は、長野県飯綱町にあるサンクゼール・ワイナリーが醸造する、長野県固有のぶどう品種である竜眼を使用した白ワインだ。竜眼の名前からイメージした勇ましい竜のラベルも美しく、毎年夏前にはその年のヴィンテージが売り切れてしまうほど人気を博している。

竜眼は、奈良時代に中国から日本へ伝わり、長野に根付いた品種となる。白ぶどうにもかかわらず、ほんのりピンク色をした皮が特徴だ。また、皮が薄く果肉が多いため、搾るとフレッシュでみずみずしいジュースができる。

サンクゼールでは、2003年から「長野竜眼」の醸造を開始したが、シャルドネなどに比べると香りや味が弱く繊細で、当初はぶどうの持つポテンシャルを引き出すことが難しかった。しかし、長年の試行錯誤を経て、低い温度でゆっくりと発酵させることで、香りの成分を引き出すことに成功した。

2021年は、雨が少なく好天が続いたため、香りのよい完熟したぶどうを収穫できたという。その竜眼を100%使用した「長野竜眼 2021」は、洋ナシや白い花のような甘く優しい香りを持つ。口に含むと繊細で軽やかな甘さの後、バランスの良い爽やかな酸味が余韻として残り、日本酒のようなニュアンスも感じられる。

6644本の限定醸造で、価格は1980円(税込)。ぶどうを完熟させてから醸造したため、2020年ヴィンテージよりも芳醇な香りと果実味に富んだリッチなワインに仕上がっている。

<関連リンク>
\ファンの皆様、お待たせいたしました!/優しい花のような香りが春にぴったりな白ワイン「長野竜眼 2021」発売!【サンクゼール・久世福商店】

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About the author /  tomo

量販店の販売員、製造メーカーの設計部を経て、フリーライターに転身。ゆっくりお酒を飲みながら愛猫と戯れる夜のひと時に幸せを感じている。