2022年04月

”海なし県”山梨の海洋ごみ対策プロジェクトから、限定ワイン「継往海来 甲州」を発売

海なしやまなし発!海ごみZEROプロジェクト実行委員会は2022年4月12日、山梨限定ワイン「継往海来 甲州」を発売した。日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として、登美の丘ワイナリー(山梨県甲斐市)でワインづくりを行うサントリーと共同開発した。

「継往開来」は、“先人の伝統や事業を受け継ぎ、さらに発展させて未来を拓く”ことを意味する。その精神に美しい海を守りたいという思いを重ね、「継往海来 甲州」が開発された。

近年、海洋ごみ問題は深刻化しており、2050年には、魚より海洋ごみの量が多くなると言われている。そこで同委員会は、”海なし県”である山梨県内でもごみ拾いをし、参加した人々から写真を募集するキャンペーンを実施。その写真を集めてモザイクアートにし、「未来の海のために今できることを」というメッセージを込めてたラベルデザインを「継往海来 甲州」に施した。

ワインはぶどうにこだわり、山紫水明の山梨で採れた甲州種ぶどうのみを使用。和かんきつのような香りと、熟したモモのようなふくよかな味わいが調和するワインに仕上がっている。500mlボトルで提供され、価格は1800円(税込)。山梨県内の小売店・飲食店で販売している。

<関連リンク>
”海なし県”山梨からも、未来の海のために今できることを。ごみ拾いモザイクアートラベルワイン「継往海来 甲州」発売(サントリー共同開発)

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About the author /  tomo

量販店の販売員、製造メーカーの設計部を経て、フリーライターに転身。ゆっくりお酒を飲みながら愛猫と戯れる夜のひと時に幸せを感じている。