2022年07月

第3のデュガ!フランスで大人気の「アンベール・フレール」2019ヴィンテージ

   

都光は2022年7月12日、フランス・ブルゴーニュ地方ジュヴレ・シャンベルタンのドメーヌ、アンベール・フレールから、最新の2019ヴィンテージを発売する。

アンベール・フレールは、ブルゴーニュを代表する名門デュガ家の系譜を継ぐドメーヌ。現在は14代目当主のエマニュエル・アンベール氏とその兄フレデリック・アンベール氏が運営しており、代々受け継がれてきた古樹の使用や、有機農法による栽培、野生酵母による醸造、瓶詰めの際に清澄・濾過(ろか)をしないナチュラルな製法など、デュガ家共通の哲学を踏襲したワインづくりを行っている。

生産量は少なく、そのほとんどがフランス国内で消費されるため、既に世界中で名声を手に入れている同じデュガ家の「ベルナール・デュガ・ピィ」「クロード・デュガ」ほどの知名度はない。しかし、彼らのつくるワインはフランスのジャーナリストの間で高く評価されており、フランス国内のワイン愛好家やソムリエからの人気は絶大だ。

所有する7haの畑では、徹底した収量制限と有機農法を行っており、除草剤や化学肥料は一切使用していない。厳しい摘芯・摘果によって収量制限を行ったぶどうを3~6日間低温浸漬し、過度なタンニンの抽出を避けるために、ぶどうをなるべく動かさずに発酵させている。基本的にピジャージュは行わず、できるだけ長く発酵期間をとり、状態が安定したタイミングでボトリングしている。

今回発売する2019ヴィンテージは全7種で、価格(税別)は6500円~3万5000円となっている。

<関連リンク>
第三のデュガ!ジュヴレ・シャンベルタンを代表する”デュガ”の系譜 「アンベール・フレール」最新2019ヴィンテージを販売開始いたします。

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About the author /  tomo

量販店の販売員、製造メーカーの設計部を経て、フリーライターに転身。ゆっくりお酒を飲みながら愛猫と戯れる夜のひと時に幸せを感じている。