2022年08月

AIで最適なエアレーションを判別、「スマートワインエアレーターAveine」発売

芦澤商会は2022年7月24日、AI(人工知能)を活用した「スマートワインエアレーターAveine(アベイン)」の購入受け付けを開始した。ワインごとの適切なエアレーションを自動で判別するため、手軽にワインの味わいを高めることができる。

ワインは開栓した後、空気と触れ合うことで香りや味わいが変化する。そのため、効率的に味わいを変化させる方法として、別の容器にワインを移し替えるデキャンタージュが行われる。

近年では、より効率的に空気とワインを触れ合わせるツールとして、エアレーターが活用されている。しかし、どれくらい空気と触れ合わせるかを調整することが難しく、ワインごとに適切なエアレーションをすることができなかった。

今回発売する「スマートワインエアレーターAveine」は、ワインごとに適切なエアレーションをしてくれるアイテムだ。Bluetoothでスマートフォンと接続し、ワインラベルをスマートフォンで撮影するだけで、AIがそのワインに適したエアレーションを自動で判別してくれる。

また、従来のエアレーターとは異なり、エアレーションレベルを選択できるため、手動で時間を設定して好みの味わいを追求できる。ボトルから注ぐ時にエアレーションするため、グラスごとに異なるエアレーション時間を試すことも可能だ。ワインの楽しみ方のバリエーションが広がる。

購入は、クラウドファンディングサービス「Makuake」上で同年8月30日まで受け付けている。Makuake上での販売価格は、5万5055円からとなる。

<関連リンク>
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About the author /  NAGATA

カルチャー、音楽などを中心に執筆するフリーライター。大学院に在学し、インターネット文化を研究する傍ら、執筆に取り組んでいる。山梨県に在住している際に日本ワインの魅力にとりつかれる。