2022年10月

日本人初のボルドー女性醸造家によるクレマン・ド・ボルドー 9月2日新発売

   

都光は2022年9月2日、日本人で初となる、ボルドーの女性醸造家・百合草梨紗(ゆりぐさ・りさ)氏が手掛けるビオスパークリングワイン「エンソー ユリグサ ブリュット ナチュール」を日本国内で発売した。

百合草氏はワインのネゴシアン業に従事していたが、自身のこだわりが詰まったワインをつくりたいとの思いから、フランス人の夫とシャトーを立ち上げ、2018年にトップキュヴェである「シャトー ジンコ」のファーストヴィンテージ(2016)をリリースした。以降、「自然と共生する」という考えのもと、化学肥料、農薬、除草剤等を一切使用しない有機農法でワインづくりを行い、2019ヴィンテージからはオーガニック認証「AB(Agriculture Biologique)」を取得している。

このたび発売された「エンソー ユリグサ ブリュット ナチュール」は、百合草氏完全監修のスパークリングワインで、シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵で仕上げられた、ノン・ドサージュのクレマン・ド・ボルドーだ。エンソー(円相)とは、禅における書画のひとつで、円形を一筆で描いたものを言う。禅宗では最高の悟りを表す究極の形とされており、クレマンの丸い泡をこの円相になぞらえて「エンソー(ENSŌ)」と名付けられた。

「エンソー ユリグサ ブリュット ナチュール」はソーヴィニヨン・ブランを100%使用しており、監修した百合草氏は「緻密さ、繊細さが、和食との相性ともぴったり。繊細なムースがもたらすキリッとした口当たり。極めてドライでありながら、アカシアの蜂蜜やオレンジを思わせる豊かな果実味もあります。ソーヴィニヨン・ブランの華やかさとスマートな感じが、多くの料理にマリアージュすること間違いなしです」とコメントを寄せている。希望小売価格は4000円(税抜)となっている。

<関連リンク>
日本人初のボルドー女性醸造家が手掛けるクレマン・ド・ボルドー「エンソー ユリグサ ブリュット ナチュール」を2022年9月2日(金)に日本国内正規代理店として発売いたしました

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About the author /  tomo

量販店の販売員、製造メーカーの設計部を経て、フリーライターに転身。ゆっくりお酒を飲みながら愛猫と戯れる夜のひと時に幸せを感じている。