Madder Red（マダーレッド）は2022年11月30日、国内でも珍しい白イチゴを100％使用した「茜鶴 白いちごワイン」を発売した。北海道足寄産の白イチゴの程よい甘みを楽しめる。
Madder Redは、長崎県認定特別栽培米や特別栽培ミニトマトなどを生産する宮下農園の加工販売会社として、2021年9月に設立。主に、海外輸出向けの加工品を手掛けている。
加工品の中でもアルコール製品は収益性が高いことから、同社は希少な白イチゴを使ったフルーツワインに着目。北海道足寄町のJAあしょろの協力を得て、試作を重ねて生み出されたのが、「茜鶴 白いちごワイン」だ。
地元市場にも出回ることが少ない、足寄町産の白イチゴ「天使のいちご」を100％使用して醸造している。天使のいちごは生産者も少なく、生産量も通常のイチゴに比べて少ないため、デパートなどで高級イチゴとして取り扱われている。
ワインを開栓すると、白イチゴの上品な甘い香りが漂い、摘みたての果実の爽やかさと控えめですっきりとした甘さが程よく感じられる。若年層や女性にも飲みやすい、フルーティーなワインに仕上がっている。
希望小売価格は7万9200円で、贈答用の化粧箱も1650円で用意している（いずれも税込）。同社のHP、SNSなどから購入が可能で、天使のいちごの生産地である足寄町の「ふるさと納税返礼品」としても提供する予定だ。
