2023年05月

「第17回フェミナリーズ世界ワインコンクール2023」開催、日本ワイン29種が受賞

女性のワイン専門家が審査する「第17回フェミナリーズ世界ワインコンクール」が、2023年4月3~4日の2日間にわたってフランスで開催された。総出品数3812アイテムの中から、29アイテムの日本ワインが入賞した。

「フェミナリーズ世界ワインコンクール(FÉMINALISE)」は、ワインの本場フランスでTOP 5に入るほど、知名度が高い国際コンクール。女性ソムリエや女性醸造家、女性ワインジャーナリスト、女性シェフなど、世界の女性ワイン専門家がブラインド・テイスティングで審査する。2020年大会から日本酒部門が、2022年大会から焼酎を含む蒸留酒部門が増設され、日本ワインだけでなく、日本酒や焼酎などが多く受賞している。

今大会では、14カ国から3812アイテムがエントリー。日本からは348アイテムが出品され、112アイテムが金賞・銀賞に輝くという好成績を収めた。入賞内訳は、日本ワインが29アイテム、日本リキュールが18アイテム、日本酒が53アイテム、日本産蒸留酒が12アイテムとなる。

日本ワインのうち、金賞を受賞したのは、ジオヒルズワイナリー(長野)、シャン・クレール(山梨)、フジクレールワイナリー(山梨)、サドヤ(山梨)、はこだてわいん(北海道)、岩の原葡萄園(新潟)、駒園ヴィンヤード(山梨)、月山トラヤワイナリー(山形)、東根フルーツワイン(山形)、庄内たがわ農業協同組合 月山ワイン山ぶどう研究所(山形)、大和葡萄酒(山梨)、楠わいなりー(長野)の12社29種のワインだ。

なお、同年6月27日には、表彰式と試飲会が東京都内で開催される。当日は、各部門のTOP OF THE BESTも発表予定だ。

<関連リンク>
【速報】世界の女性ワイン専門家が審査「第17回フェミナリーズ世界ワインコンクール2023」@フランスで、日本のワイン・リキュール・日本酒・蒸留酒112アイテムが「金/銀」受賞!

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About the author /  tomo

量販店の販売員、製造メーカーの設計部を経て、フリーライターに転身。ゆっくりお酒を飲みながら愛猫と戯れる夜のひと時に幸せを感じている。