2023年02月

千葉商科大学オリジナルワイン「Vignobles sur le campus」発売、キャンパス栽培のぶどうを使用

千葉商科大学(CUC)は2023年2月13日、オリジナルワインの第1弾として、「Vignobles sur le campus(ヴィニョーブル・スュール・ル・キャンパス)」を発売した。CUC100(ワンハンドレッド)ワイン・プロジェクトが大学内で栽培したぶどうを使って醸造したワインで、200本限定での販売となる。

2019年に発足したCUC100ワイン・プロジェクトは、大学創立100周年となる2028年に向けて、千葉県市川市産の大学オリジナルワインの醸造に取り組んでいる。2023年2月時点では、82人の学生が同プロジェクトに参加している。

持続可能な社会づくりへの貢献も目指しており、ソーラーシェアリングでぶどうを栽培したり、畑の堆肥として学食で出た食品残渣を使用し、食のリサイクルにも取り組んでいる。また、ぶどう栽培以外にも、学生が近隣の児童や保護者を招き、圃場見学や「どろんこキッズ」「藍染体験」などの体験型イベントを開催。地域交流の場を創出している。

プロジェクトがスタートした2019年にぶどうの苗木を植え、栽培開始から4年目となる2022年9月に46kgのぶどうを初めて収穫。山梨県甲州市の白百合醸造の協力を得て、初めてのワインが完成した。

「Vignobles sur le campus」という名は、フランス語で「学内のぶどう畑」を意味する。大学構内の写真を使用し、歴史を感じさせるヴィンテージ風のラベルデザインとともに、同大学の学生が考案したものを採用した。

キャンパス内で収穫したぶどうを5.3%使用し、山梨県産ぶどうをブレンド。フレッシュですっきりとした、辛口の味わいに仕上がっている。価格は5800円(税込)で、購入はCUCサポートのWebページまたは電話で受け付けている。

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About the author /  tomo

量販店の販売員、製造メーカーの設計部を経て、フリーライターに転身。ゆっくりお酒を飲みながら愛猫と戯れる夜のひと時に幸せを感じている。