サッポロビールホールディングスは2023年12月25日、サッポロビール岡山ワイナリーが令和5年(2023年)度の「環境おかやま大賞」を受賞したと発表した。
サッポロビール岡山ワイナリーは、岡山県赤磐市に位置する西日本最大級のワイナリー。1984年に設立され、1999年にはISO14001を取得。2023年には太陽光発電設備を導入するなど、サステナブルに配慮したワインづくりを推進してきた。
「環境おかやま大賞」は、県民の環境に対する意識の高揚を図ることを目的に、環境保全活動に、継続して自主的かつ積極的に取り組んでいる個人や団体を表彰するというもの。環境保全推進部門、環境美化推進部門、地球温暖化防止活動推進部門、循環型社会形成推進部門の4つの部門が設置され、令和5年度は9つの個人・団体が表彰された。
サッポロビール岡山ワイナリーは、脱炭素社会の実現、循環型社会の実現、自然共生社会の実現などの取り組みが評価された。具体的な取り組みとしては、ぶどうの搾りかすの堆肥化など、廃棄物の再資源化を推進している。また、ペットボトルの再生材利用率を2030年までに50%まで上げることを目標としている。これらの活動が評価され、今回の循環型社会形成推進部門の表彰へとつながった。