ワイン用語集

レコルタン・マニピュラン

   

レコルタン・マニピュランの意味/解説

レコルタン・マニピュランとは、シャンパーニュ地方でぶどうの栽培から醸造、瓶詰めまでのすべてを行うシャンパンの生産者。ラベルには略して「RM」と表記されることが多い。

レコルタン・マニピュラン (Recoltant Manipulant)に対し、ぶどうの一部あるいは全部を栽培農家から購入して、シャンパンを醸造し販売する生産者をネゴシアン・マニピュランと呼ぶ。ラベルには略して「NM」と表記されることが多い。

ネゴシアン・マニピュランが所有するシャンパーニュ地方のぶどう畑は、わずか10%ほどにすぎない。しかし、生産量は総生産量の3分の2を占めている。ネゴシアン・マニピュランは、シャンパーニュ地方の主流であり、多くは大規模企業。

一方、レコルタン・マニピュランの多くは小規模生産者のため、生産量が少ない。しかし、丁寧な畑の管理と醸造で、つくり手の個性が際立つシャンパンが少なくない。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で