2021年06月

メルシャン最高峰の甲州ワイン「シャトー・メルシャン 岩出甲州 オルトゥム 2020」発売

メルシャンは2021年5月18日、日本固有のぶどう品種である甲州を100%使用した、「シャトー・メルシャン 岩出甲州 オルトゥム 2020」「同 鶴岡甲州 2020」を発売すると発表した。

日本初の民間ワイン会社である大日本山梨葡萄酒会社をルーツとし、140年以上もの長い歴史を誇るシャトー・メルシャン。“世界に認められる日本のワイン”を目指したワインづくりに取り組み、1976年には日本固有の甲州を使ったワインの開発に着手している。

その後、数年にわたる試行錯誤を経て、“辛口の甲州”のスタンダートとなった「シャトー・メルシャン 甲州シュール・リー」を発売。他にも、甲州の果皮が持つポテンシャルを引き出し、“濃厚な甲州”を体現した「同 甲州グリ・ド・グリ」、ぶどうの潜在的な香りを生かして“香りのある甲州”の評価を決定づけた「同 甲州きいろ香」など、甲州の評価を大きく変えるワインを開発している。

今回、新たに発売する「シャトー・メルシャン 岩出甲州 オルトゥム 2020」は、そんな甲州の魅力を最大限に引き出した、同社最高峰の甲州ワインとなる。山梨県山梨市の岩出ヴィンヤードの甲州のみでつくられ、スダチやユズなどの和かんきつの香り、白い花のニュアンス、心地よい酸やミネラル感が長い余韻となって感じられる1本だ。

また、山形県鶴岡地区の甲州を使用した「シャトー・メルシャン 鶴岡甲州 2020」も発売する。同地区は江戸時代から甲州の栽培を続けており、山梨県とは異なるテロワールで育まれている。酸味と果実味のバランスがとれた味わいで、グレープフルーツなどのかんきつ、白桃やバナナのような熟した果実の香りを感じられる。

どちらも750mlボトルで提供され、価格はオープン。「シャトー・メルシャン 岩出甲州 オルトゥム 2020」は、2021年9月下旬より、勝沼・椀子・桔梗ヶ原の3ワイナリーと「シャトー・メルシャン プレステージ・パスポート 2021-2022」の会員限定でキリンオンラインショップ「DRINX」で購入できる。「同 鶴岡甲州 2020」は、同年6月1日より3ワイナリーおよびDRINXで購入が可能だ。

<関連リンク>
「甲州」の最高峰クラスの「シャトー・メルシャン 岩出甲州 オルトゥム 2020」産地の個性を引き出した「シャトー・メルシャン 鶴岡甲州 2020」を新発売

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About the author /  maomi

教育機関で中日翻訳に携わったのち、フリーライターに転身。教育、旅行、グルメを中心に執筆を行う。