高級スーパーの紀ノ国屋。このところJRの駅ナカに店舗を増やし、「ちょっと気の利いたもの」を気軽に買えるお店として存在感を増してきている。
「Daily Table KINOKUNIYA」や「KINOKUNIYA OMO & entrée」といったコンパクトな店舗は、電車の乗り換え時やちょっとしたお出掛けのときに「おいしいお酒」や「ちょっとした手土産」を探すのに非常に便利だ。
この紀ノ国屋、コスパの優れたワインを多くそろえることでも知られている。それらの中から、本日は手頃な価格でお土産や家飲みに使える白ワインを3本ご紹介しよう。
マコン・ラ・ロッシュ・ヴィヌーズ ブラン 2014
産地:フランス/ブルゴーニュ
特徴:「ワインの湧き出る岩」を意味する名前を持つこのワインは、ブルゴーニュ・マコネ地区の特徴をよく引き出している1本だ。
ミネラル感と果実味のバランスが良好で、古樹から収穫されたぶどうにより味わいの複雑さも持ち合わせる。華やかさと蜜のようななめらかさのバランスが素晴らしい。
この価格帯ではなかなか味わえない、ワンランク上のクオリティだ。
合わせたい料理:魚介類、柑橘を使った前菜
価格:2500円(税抜)
パトリアッシュ ピッコロ ヴィオニエ 【250ml】
産地:フランス
特徴:ブルゴーニュのトップメーカー、パトリアッシュのベビーボトルシリーズは、小旅行などに持っていくのにとても便利だ。
このシリーズには、シャルドネやピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨンなどがある。その中でも使いやすいのがこのヴィオニエだ。白桃やアンズなどの香り、すっきりとした辛口の味わい。生ハムやチーズといった塩気の強いおつまみや、鶏肉の料理に合わせたい。
合わせたい料理:生ハム、鶏ハム、サラダ、フルーツ
価格:450円(税抜)
ルイス・ガントラム リースリング ブルーボトル
産地:ドイツ/ラインヘッセン
特徴:ドイツ伝統のブルーのボトルに、8.5%に抑えられたアルコール。こちらは、欧州で増えている「ライトワイン」、つまりはアルコール度を抑えた飲みやすい軽快なワインだ。
使われているぶどう品種のリースリングは、料理に合わせやすく、またワイン初心者にも飲みやすい味わい。確実に認知を大きく広めている。フレッシュ、エレガントかつ柔らかな味わいは、果実をそのまま噛んでいるかのようだ。
価格:1280円(税抜)
※ 本記事で紹介しているワインは、ワインバザールの独自評価でおすすめしております。店舗や時期によって、取り扱いのないワインも含まれている可能性もございますので、あらかじめご了承くださいませ。