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2019年5月9日、グローバルの主催するワインと洋酒の試飲イベント「WINE TOKYO 2019」がTRC東京流通センター(東京都大田区)で開催された。
90社のワイン・洋酒メーカー、インポーターが参加し、会場には各国から集められたさまざまなワインがずらり。今回は、ワインの輸入・販売を行う「セレスタ」から、ヨーロッパの若手生産者が手掛けるおすすめワインを紹介する。
カンティーナ・プロジェッティディヴィーニ(イタリア)
スパークリングワインをタイプ別に分析し、畑の管理、栽培、収穫から瓶詰めまでを綿密にコントロールしているつくり手。
プロセッコ・トレヴィーゾ フリザンテ
生産地:イタリア ヴェネト
品種:グレラ
特徴:微発泡のスパークリングは、鮮やかな花の香りとリンゴや柑橘のニュアンスを持ち、心地よい爽やかさを感じる味わい。微発泡だからこそ問われるバランス感が秀逸。
参考価格:2000円
スペリオーレ・ディ・カルティッツエ ドライ DOCG ミッレジマート
生産地:イタリア ヴェネト
品種:グレラ
特徴:同社の数あるスパークリングの中で、上級レンジに位置する1本。レモンやシトロンのフレッシュな香り、アカシアやフジの花のフローラルなアロマを持つ。ボディはしっかりとしており、エレガントな酸がすっきりとした印象を与える。半辛口に相当する残糖度があり(25-28g/L)、食前酒としてだけでなく、メインの魚料理などとも相性がよい。
参考価格:5000円
ワイン・ウィズ・スピリット(ポルトガル)
“感情をボトリングする”をコンセプトに掲げる、ポルトガルの新進ワイナリー。新たなアプローチとして、シーンやニーズに合わせたワインを提案している。
ブレッド&チーズ
生産地: ポルトガル テージョ
品種:フェルナン・ピレス、アリント、ヴィオジーニョ
特徴:パンやチーズと合わせることを念頭に醸造した白ワイン。軽やかかつ爽やかで、アロマが香る。その名の通り、チーズとの相性が最高。
参考価格:2000円
フェイジョアーダ&カンパニー
生産地:ポルトガル アランテージョ
品種:カステラン、トリンカデイラ、アラゴネス
特徴:赤系の果実やカシスなどの果実香がふんわりと広がり、口に含むと軽くも重くもなく、酸味とタンニンのバランスがよいミディアムボディ。
「フェイジョアーダ」とは、ブラジルなどのポルトガル植民地に根付いた豆と肉の煮込み料理のこと。フェイジョアーダ以外にも、煮込み料理全般との相性が抜群だ。
参考価格:1800円
カサ・ロホ(スペイン)
「カサ・ロホ」は、若い醸造家やソムリエたちが集まるプロジェクト。テロワールを反映する、単一品種のワインを手掛けている。プロたちが集まったこのプロジェクトでは、スペイン国内の12の生産地でワインをつくっている。
ムッソ・ロゼ
生産地:スペイン ティエラ・デ・カスティーリャ
品種:ガルナッチャ
特徴:カサ・ロホが手掛けるムッソは、ポップで特徴的なラベルが目を引くオーガニックワイン。そのロゼは、野イチゴの香りにぐっと引き寄せられる、フレッシュでチャーミングな味わいだ。さまざまな食事に合わせて楽しめる。
参考価格:1500円
ムッソ・メルロー
生産地:スペイン ティエラ・デ・カスティーリャ
品種:メルロー
特徴:チェリーレッドの外観、完熟した果実の香りを持つ。メルローの優しさとエレガントさを引き出した、フレンドリーなワイン。トマト煮などの煮込み料理や生ハム、炭火でグリルしたハンバーグなどによく合う。
参考価格:1500円
キリアン・フン(ドイツ)
「キリアン・フン」は、キリアンとマルティーナという醸造家夫妻によって運営されている。
キリアン・フン リヴァーナー
生産地:ドイツ バーデン
品種:リヴァーナー(ミュラー・トゥルガウ)
特徴:ドイツで多く栽培されているぶどう品種リヴァーナーを使った白ワインで、緑がかった外観、ライムのような鮮烈な香りが印象的。味わいは爽やかで、ライムのようなニュアンスも感じられる。よく冷やして楽しみたい。アジアン・ワイン・トロフィー金賞受賞。
参考価格:2200円
キリアン・フン ヴァイスブルグンダー
生産地:ドイツ バーデン
品種:ヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)
特徴:ヴァイスブングルダーのオレンジのような柑橘系の香りが、華やかなイメージを演出。豊富な果実感と独特のスパイス感が特徴的で、鴨肉などと相性がよい。アジアン・ワイン・トロフィー銀賞、オーストリア・ウィーン国際ワインコンクール銀賞を受賞。
参考価格:2600円