コラム

世界に認められるニュージーランドワインの名手「ヴィラ・マリア」 ~WINE TOKYO 2019のおすすめワイン

2019年5月9日、グローバルの主催するワインと洋酒の試飲イベント「WINE TOKYO 2019」がTRC東京流通センター(東京都大田区)で開催された。
90社のワイン・洋酒メーカー、インポーターが参加し、会場には各国から集められたさまざまなワインがずらり。今回は、世界各地のワインの輸入販売を手掛ける「木下インターナショナル」のおすすめワインを紹介する。

ヴィラ・マリア(ニュージーランド)

世界中のワインコンクールで数々の受賞歴を誇る、ニュージーランドを代表するつくり手。イギリスの飲料専門誌『ドリンクス・インターナショナル』が発表する「世界で最も賞賛されるワインブランド」において、2015年より5年連続でトップ10入りを果たしている。本社は北島のオークランドにあるが、北島のホークスベイと南島のマールボロを中心に畑を所有する。

プライべートビン ソーヴィニヨン・ブラン

生産地:ニュージーランド マールボロ
品種:ソーヴィニヨン・ブラン
特徴:マールボロ地区を代表するぶどう産地のワイラウバレーとアワテレヴァレーで収穫した良質なぶどうを使用。ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランらしい個性が引き出された味わいだ。パッションフルーツやシトラスなどのアロマが魅惑的。
参考価格:2000円

プライべートビン ピノ・ノワール

生産地:ニュージーランド マールボロ
品種:ピノ・ノワール
特徴:マールボロ地区はソーヴィニヨン・ブランで有名だが、他にもアルザス系のぶどうやピノ・ノワールに適している。熟したチェリーやベリーの芳醇なアロマが特徴的で、複雑味がありながらもピノ・ノワールらしいチャーミングな果実味を楽しめる。
参考価格:3100円

リザーブ ソーヴィニヨン・ブラン

生産地:ニュージーランド マールボロ
品種:ソーヴィニヨン・ブラン
特徴:ステンレスタンクで発酵させた後、澱(おり)と一緒に4~6週間ほど熟成させる。ぶどうの持つトロピカルな個性がより凝縮し、パッションフルーツやグレープフルーツなどはっきりとしたアロマを持つ。後味はすっきりとしており、酸が美しい。パーカーポイント92点獲得。
参考価格:4000円

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
About the author /  Yayoi Ozawa
Yayoi Ozawa

フランス料理店経営ののち、ワインとグルメ、音楽を専門とするライターへ転身