2019年9月12日、ワインインポーターのオーレジャパンが、東京・銀座のホテルモントレ銀座でワイン試飲会を開催した。小規模から中規模のワイン生産者を訪問し、ワインの品質や味わい、つくり手の姿勢に共鳴したもののみを厳選して輸入するオーレジャパン。このシリーズでは、こだわって選び抜いたワインの中から、オーレジャパンが特におすすめする、素晴らしいつくり手をご紹介する。
シャンパーニュ・ピエール・ルブッフ
ピノ・ノワールの産地として知られるアイ村で、1930年からシャンパーニュをつくり続ける家族経営のワイナリー。現当主は4代目で、5代目となる娘と共にシャンパーニュづくりに取り組んでいる。個性や力強さ、そして緻密さを併せ持つシャンパーニュをつくることを信条としている。
シャンパーニュ・ブリュット
生産地:シャンパーニュ
品種:ピノ・ノワール、シャルドネ
特徴:スタンダード・キュヴェのシャンパーニュ・ブリュットは、ピノ・ノワール75%、シャルドネ25%で構成。柑橘系のフルーツや白い花の香り、しっかりとしたボディを楽しめる。ぶどう自体の質の良さを感じさせる、良質なシャンパーニュだ。
参考価格:5200円
シャンパーニュ・ブリュット・ロゼ
生産地:シャンパーニュ
品種:ピノ・ノワール
特徴:赤みを帯びた色合いにぴったりの、華やかな果実の香り。パワフルなだけでなく、どことなくスパイシーさも感じさせる味わいだ。ピノ・ノワールのエレガンスとコクをしっかりと表現している。幅広い料理に合わせられるため、1本で前菜からメインまでマリアージュできる。
参考価格:6000円
シャンパーニュ・ブリュット・ミレジム・グラン・クリュ・ク・ド・フードル
生産地:シャンパーニュ
品種:ピノ・ノワール、シャルドネ
特徴:ぜいたくを極めた特別なキュヴェ。グラン・クリュの畑で採れた高品質なぶどうのみを使い、9カ月間、樽熟成させる。ピノ・ノワールとシャルドネを半々のバランスで使用。それぞれの持ち味を引き出し、アイ村のテロワールの魅力を表現している。キュヴェの名は、“一目ぼれ”を意味する。年間たった880本しか醸造されない、極上の1本だ。
参考価格:9800円