コラム

国産ぶどう100%の日本ワインが審査対象、2019年日本ワインコンクールで受賞した逸品は?

日本国内で栽培したぶどうを100%使用してつくる「日本ワイン」。その品質と認知度の向上を目的として、日本ワインのコンクールが毎年開催されている。2003年に開催された第1回コンクールから数えて今年で17回目を迎えた日本ワインコンクール。その表彰式が、9月1日に甲府記念日ホテルで開催された。

日本ワインコンクールとは

日本ワインコンクールは、日本ワインだけを対象とした唯一のコンクールで、2003年から開催されている。後援には外務省も含まれており、世界各国の大使館や総領事館などの在外公館では、公式行事などの折に同コンクールの受賞ワインが各国の要人に振る舞われている。同コンクールは、日本ワインの品質とともに国内や海外での認知度向上にも貢献している。

審査は、スパークリングワインは色調、香り、味、ハーモニー、発泡性の5項目、そのほかのワイン(欧州系品種、国内改良等品種、甲州、北米系等品種、ブレンド、極甘口、ロゼ)は発泡性を除いた4項目について、20点満点で審査される。

各賞の標準値は、17.0点以上が金賞、15.5点以上17.0点未満が銀賞、14.0点以上15.5点未満が銅賞、13.0点以上14.0点未満が奨励賞となっている。部門最高賞には、出品が5点以上ある部門において、銀賞以上を受賞した中で最高点のワインが選ばれる。さらに、銀賞以上を受賞した2,000円未満のワインの中で、最高点を獲得したワインがコストパフォーマンス賞に選ばれる。

今年は107社から780点以上のワインが出品された。7月17日、18日のアイメッセ山梨での審査会を経て、9月1日に甲府記念日ホテルで表彰式が開催された。

2019年日本ワインコンクール結果

部門最高賞、金賞、およびコストパフォーマンス賞を受賞したワインは以下の通り。

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ワインバザール編集部

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