豊富なフルーツフレーバーが人気のフランス産スパークリングワイン「カフェ・ド・パリ」と、女優「のん」さんとのコラボレーションによる、ポップアップ・バー「Café de Paris”My Sparkling Time”Decorated by のん」が、2019年12月13日~15日の3日間限定で開かれた(東京都新宿区サナギ新宿前イベントスペース)。
このポップアップ・バーの魅力は、女優であり創作あーちすとでもある、のんさんのデコレーションアートだ。カフェ・ド・パリの世界観をイメージして会場で描き下ろした作品には、フレーバーごとに包装の色が異なるカフェ・ド・パリのカラフルなイメージと、みずみずしいスパークリング感が見事に再現されている。
その「Café de Paris”My Sparkling Time”Decorated by のん」のオープンに先駆け、記者発表会が開催された。のんさんはカフェ・ド・パリの世界観から抜け出て来たかのような、可憐な装いで登場。自身が描き制作したウォールアートを背景に、今回のコラボについて語った。本記事では、その時の様子を紹介する。
司会「ようこそいらっしゃいました。すてきなお召し物ですね。皆様にご挨拶を頂戴できますか?」
のんさん「のんです。本日はよろしくお願いいたします」
司会「よろしくお願いいたします。本当に、カフェ・ド・パリの世界観から飛び出して来られたようなすてきなお召し物で、よくお似合いでいらっしゃいます。早速ですが、お話を伺ってまいりたいと思います」
司会「今回の作品は、カフェ・ド・パリのブランドイメージがある中での製作になったかと思います。ブランドをより深く理解されるために、事前にお打ち合わせもされたと伺っていますが、カフェ・ド・パリにどんなイメージが湧きましたか?」
のんさん「本当にフレッシュな感じで、女の子が女子会で楽しく飲めるかわいいお酒っていうイメージがあります。ポップな感じとボトルの透明感、泡も美しいなというイメージを受け取りました」
司会「(こちらのウォールアートでは)ボトルから飛び出る泡を透明なバルーンで表したのですね。このような表現も、のんさんのインスピレーションから湧いたのですか?」
のんさん「そうですね。My Sparkling Timeというのがカフェ・ド・パリのテーマとしてあるので、スパークリングの泡がメインになるとすごく楽しいだろうなと思って、そこをすごく意識しました」
司会「本当に、見ているだけでウキウキしてしまうような、キラキラのバルーンで表現されています。これだけでも十分かわいらしいのですが、のんさんにはペイントも施していただきました。なんと、今朝から数十分くらい前までペイントなさっていたのだとか」
のんさん「そうですね。今朝来て、それからずっと描いていました」
司会「まさに出来立てホヤホヤ。もしかしたらまだペイントが乾いていないのでは、という気さえするのですが、何時間くらいかかったのですか?」
のんさん「3時間強、いや、4時間描いてました(笑)」
司会「予定時間よりもだいぶ延長されて、アーティスト魂に火がついて、制作に没頭されていたと伺っています」
のんさん「すごく楽しかったです。やっぱりテーマがあって、空間との調和を考えながら描けるのって、すごく面白いことなので、刺激的でした」
司会「どういう構想にするかは事前に練ってこられたのですか?」
のんさん「はい。色合いについては、カフェ・ド・パリのカラフルな感じと透明感のある感じ、ゴールドのリボンをすごく意識していました。それと、フルーツから泡がシュワシュワって湧いているイメージがあったので、泡の中にフルーツが埋もれているようなイメージで描こうと構想していました」
司会「まさにイメージにぴったりの素晴らしい作品ですね。これだけ大きい作品ですと、サイズ感はその場の雰囲気を見ながら決めていくのですか?」
のんさん「そうですね。どういうふうに描くかという構図はなんとなくデッサンしてきましたが、やっぱり現場に来ると変わってきますね」
司会「こちらの作品で、一番こだわった部分、ここを見てほしいという部分があったら教えてください」
のんさん「カラフルな蛍光イエローや蛍光ピンクなどのいろいろな色で点々を描き、カフェ・ド・パリのスパークリングな感じを表現しました。この表現にたどり着けたのが自分でもうれしかったです」
司会「ご自身の中でも発見しながら、楽しく描かれたという感じですね」
司会「さて、のんさんが手掛けられたのは、これだけではございません。事前に、カフェ・ド・パリのフレーバーにあるフルーツのイラストも描いていただきました。このフルーツも本当にみずみずしくて、キラキラしていて、スパークリングな感じが表現されていると思うのですが、どういったイメージで描かれたのですか?」
のんさん「みずみずしさと透明感が出るといいなと思ったので、(ウォールアートで使った)アクリル絵の具ではなく、水彩絵の具で描くことにしました」
司会「なるほど、使う画材が違うと仕上がりの印象が変わるんですね」
のんさん「そうですね。結構違いますね」
司会「水彩は水だけあって、よりみずみずしさが出ているのではないかと思います」
司会「(のんさんの作品は)まだまだございます。今朝のペイントではこのスペースの他に、カフェ・ド・パリのボトルにもデザインを施していただきました。カフェ・ド・パリのアンバサダーを務める大城智之さんがデコレートされた上に、さらにペイントを施すというユニークな方法ですが、どのように仕上げられたのですか?」
のんさん「大城さんが素晴らしいスワロフスキーのビーズの作品を作られていたので、それとうまくコラボできたらいいなと思っていました。カフェ・ド・パリのシュワシュワ感との融合も意識していました。また、絵の具の良さを生かして、上から垂らして遊びました」
司会「上から絵の具を垂らされているのですね。本当にこの場でしかつくれない作品というか、一瞬の奇跡が生んだ作品という感じですね。素晴らしい作品をありがとうございました。カフェ・ド・パリのかわいらしさが凝縮されたボトルの1本になっていると思います」
司会「最後に、これからご来場される皆様にメッセージを頂戴できますか?」
のんさん「皆さん、カフェ・ド・パリのMy Sparkling Timeのテーマのように、皆さんの心がスパークするように頑張って絵を描きました。ぜひ、たくさんの人にご来場いただきたいです。よろしくお願いします」
<関連リンク>
カフェ・ド・パリ(ペルノ・リカール・ジャパン)