アサヒビールは2016年2月12日、オーストラリアのウィンガーラ・ワイン・グループのワインを新たに発売すると発表した。「カトヌック・エステート」シリーズの「カベルネ・ソーヴィニヨン」「シラーズ」「シャルドネ」「リースリング」の4種で、厳選したぶどうを使ったプレミアムワインとなる。
1967年に創業したウィンガーラ・ワイン・グループは、南オーストラリア州やヴィクトリア州、ニューサウスウェールズ州に約500haの自社畑を所有している。オーストラリアはぶどうの生産地が多く、さまざまなタイプのワインがつくられている。オーストラリアワインの2015年の輸入量は約150万箱で、アメリカに続く第6位。ウィンガーラ・ワイン・グループでも多様なワインを展開しており、アサヒでは既に、デイリーワインシリーズの「ロンズデイル・リッジ」「クラッカージャック」を発売している。
今回発売される「カトヌック・エステート」は、ウィンガーラ・ワイン・グループが提供するプレミアムワインだ。南オーストラリア州クナワラ地区の自社畑で収穫されたぶどうのみで醸造され、過去に数々の受賞歴があるという。
アサヒでは同シリーズから、ブラックベリーなどの果実と力強いタンニンが特徴の「カベルネ・ソーヴィニヨン」、エレガントな味わいの「シラーズ」、桃やパイナップルの香りが楽しめる「シャルドネ」、柑橘類を思わせる爽やかな香りが特徴の「リースリング」の4種を発売する。いずれも、果実味あふれる高品質なワインに仕上がっている。
発売は同年3月15日からで、価格はオープン。数量限定での販売となる。