島根ワイナリーは2016年4月26日、島根県特産品とのコラボワインの第7弾として、「抹茶ワイン」を発売した。同県出雲市産の茶葉を使用したもので、一見、奇抜な組み合わせのようだが、白ワインとの相性は抜群だという。
島根県は、日本でもトップクラスのハウス栽培面積を誇る、ぶどうの産地として知られている。島根ワイナリーは、県内でも特にぶどうの栽培が盛んな出雲地区に位置し、島根県産のぶどうを使ったワインづくりに取り組んでいる。
同ワイナリーでは、これまでも「いちごワイン」や「紅茶ワイン」「山椒ワイン」「唐辛子ワイン」など、島根県の特産品とコラボしたオリジナルのワインづくりにチャレンジしてきた。中でも、島根県産の「出西みどり生姜」を白ワインに漬けこんだ「ジンジャーワイン」は、年間3万本以上の販売数を記録するほど、人気を集めたという。
今回新たに発売された「抹茶ワイン」は、島根県出雲市産の茶葉「碾(てん)茶」を伝統的な石臼でひき、白ワインに漬けこんだ。碾茶は抹茶の原料とされる茶葉で、抹茶の深い香りとすっきりとした後味が白ワインとマッチした、爽やかな1本に仕上がっている。
1本500mlで、希望小売価格は900円(税別)。同ワイナリーのオンラインショップのほか、島根県内外の酒販店で販売される。
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