ワインの歴史は古く、ヨーロッパでは紀元前から醸造が行われている。中でもイタリアでは、古代ローマがギリシャやエストニアから技術を取り入れ、ワインづくりを行ったという。允元(ヨシモト)は2016年11月7日、古代のワイン醸造技術を取り入れたイタリアワイン「テッレ・パオリーニ フランチェスコ」「同 クエルチーノ」を販売すると発表した。
テッレ・パオリーニは、イタリアのラッツィオ州ローマ県に本社を構える農業専門の生産会社で、1930年代よりワインづくりを手掛けている。これまで日本市場では、テッレ・パオリーニのワインは扱われていなかったが、国際的な知名度を高めるために日本への輸出を決定したという。
今回、日本で発売される「テッレ・パオリーニ フランチェスコ」は、イタリア固有のぶどう品種であるボンビーノやベローネ、グレコを使って醸造した白ワインだ。防腐剤などを使用せず、伝統的な手法でつくられ、金色の美しい色合いとフルーティーな味わいを特徴としている。
また、「テッレ・パオリーニ クエルチーノ」は、手摘みしたメルローを使った濃厚な味わいの赤ワイン。ドライな風味を持ちながら、豊かなコクと香りが楽しめる1本に仕上げた。両ワインとも「I.G.T./D.O.G.」(ラッツィオ州地域特性表示)に認定されている。
価格は、「テッレ・パオリーニ フランチェスコ」が2200円、「同 クエルチーノ」が2500円。現在、専門の販売サイトで予約販売を開始しており、2017年1月をめどに発売する予定だ。