2016年12月

クリュッグのプレステージ・シャンパーニュ「クリュッグ コレクション1990」が発売

   

酒類の輸入販売を手掛けるMHD モエ ヘネシー ディアジオは2016年12月15日、高品質なシャンパーニュのつくり手として知られるクリュッグから「クリュッグ コレクション1990」を発売した。希望小売価格は10万8000円で、一部百貨店での取り扱いとなる。

クリュッグは、フランス北部のランスに位置するメゾンで、1843年にヨーゼフ・クリュッグによって設立された。創業以来、シャンパーニュの中でも最高級品とされるプレステージ・シャンパーニュのみをつくり続けている。

特に「クリュッグ コレクション」は、同メゾンが展開するシャンパーニュでも特別なものとなる。質の良いぶどうが収穫できた年にだけつくるシャンパン「クリュッグ ヴィンテージ」から、さらに選び抜いたボトルのみを長期間熟成させたものが「クリュッグ コレクション」になるという。

今回発売された「クリュッグ コレクション1990」は、美しい金色の色合いが特徴的で、醸造されてから25年以上の時を経ても輝きを保っている。シナモンやクリーム、ジンジャーブレッドなどを思わせる香りと滑らかな口当たり、スパイスやフルーツ、ナッツ、ハチミツなどの味わいが感じられるぜいたくな1本だ。

ボトルの裏面には、6桁の数字からなる「クリュッグiD」が記載されており、クリュッグのWebサイトにそれを入力すると、各ボトルにまつわるエピソードを読むことができる。他にも、6代目当主のオリヴィエ・クリュッグ直筆署名入りの品質証明書を発行するなど、その品質には徹底したこだわりが感じられる。

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About the author /  NAGATA

カルチャー、音楽などを中心に執筆するフリーライター。大学院に在学し、インターネット文化を研究する傍ら、執筆に取り組んでいる。山梨県に在住している際に日本ワインの魅力にとりつかれる。