500以上のワイナリーが加盟する非営利生産者団体「ナパヴァレー・ヴィントナーズ」は2017年8月20日、ナパヴァレーのワインをグラスで楽しめる「ナパヴァレー・バイザグラスフェア 2017」を開催すると発表した。日本全国の参加店舗がナパヴァレー産のワインをグラスで提供し、その魅力を広く伝えていこうというイベントで、開催期間は同年10月1日~11月30日を予定している。
ナパヴァレーは、アメリカ・カリフォルニアでも有数のワイン生産地だ。生産量こそ少ないものの、高品質なワインをつくるワイナリーが多いことで知られている。一方で、少数・高品質のワインであり、普段はボトルでの提供が多いことなどから、ナパヴァレーのワインを楽しむ機会はそう多くないのが実情だという。
今回開催されるフェアは、そんなナパヴァレーのワインを気軽に楽しみ、その魅力を知ってもらうことを目的としている。日本全国の飲食店が参加し、ナパヴァレー・ヴィントナーズ加盟ワイナリーが製造するナパヴァレーAVA (American Viticultural Areas)とその 16 の サブ・アペレーション、ナパカウンティーのワイン2種類以上をグラスで提供する。また、グラスで提供するワインを含む4種類以上のワインをボトルで販売するため、気に入ったワインがあれば購入することもできる。
前回は全国から54店舗が参加。参加店については、同年9月25日よりナパヴァレー・ヴィントナーズのHP上で公開される。なお、同フェアで大きな成果を上げた店舗は、2018年春に実施される現地研修ツアー「エクスペリエンス・ナパヴァレー」に参加できる。