大丸松坂屋百貨店は2017年9月7日、世界各地から約1000種類ものワインが集まるイベント「第92回 世界の酒とチーズフェスティバル」を開催すると発表した。開催期間は同年10月11日~17日で、大丸東京店(東京都千代田区)の11階催事場が会場となる。
1975年に始まった「世界の酒とチーズフェスティバル」は、40年以上も続く歴史あるワインイベントだ。第92回となる今大会は、世界24カ国から集められた約1000種類のワインが披露される。会場では、300種類以上の試飲に加え、国産チーズやオーガニックのピザなども提供される。
特に今回は、「歴史的瞬間に立ち会うワインたち」というテーマでピックアップされたワインが提供される。例えば、チリのアンデス山脈の麓に位置する「トレオン・デ・パレデス」創設者のパレデス氏が、妻ラケル夫人の90歳を記念してつくった「2015トレオン・デ・パレデス レセルバ・レイト・ハーヴェスト・スイート・ラケル」や、1914年に大正天皇に献上されたという「2014ヴァンイングート・ハム ヴィンケラー・ダッハスベルク・ラインガウ・リースリング1erドライ」など、さまざまな歴史的瞬間に関係するワインがそろうという。
他に、「歴史あるオーストリアワインの魅力~ハプスブルク家や音楽家に愛されたワインと料理」や「WORLD WINE NOW~世界ワインの今」といった、ワインの歴史や流行を学ぶ講演・セミナーも開催される予定だ。
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