2018年06月

スパークリングワイン専門ワイナリー「福山わいん工房」が初ヴィンテージを発売

スパークリングワイン専門ワイナリーの「福山わいん工房」は2018年5月28日、同ワイナリーが初めて醸造したスパークリングワイン「紅のうたかた」をクラウドファンディングサイト「Makuake」上で販売開始した。スパークリングワインの本場、フランス・シャンパーニュ地方の製法に倣い、瓶内で15カ月間熟成させたこだわりのワインとなる。

引用:Makuake

福山わいん工房は、2016年に広島県福山市に設立された。日本にはさまざまなワイナリーが存在するが、スパークリングワインを専門に醸造するのは同ワイナリーが初だという。その福山わいん工房が最初に手掛けたワインが、今回販売する超熟スパークリングワイン「紅のうたかた」だ。

「紅のうたかた」は、広島県で収穫したマスカット・ベーリーAのみを使用し、シャンパーニュ地方と同じ製法でつくられている。15カ月という長期の瓶内熟成を経たワインは、甘い香りとしっとりした味わい、爽やかな口当たりを備え、料理との相性も良いという。

引用:Makuake

Makuake上のプロジェクトでは、9720円~2万5920円の5つのコースを用意。支援金額に応じて、「紅のうたかた」が早割やセットなどで提供される。募集期間は同年7月末までを予定する。同ワイナリーでは今後、プロジェクトで集まった支援金を活用し、“世界に誇るスパークリングワイン”を手掛けていきたいとしている。

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About the author /  NAGATA

カルチャー、音楽などを中心に執筆するフリーライター。大学院に在学し、インターネット文化を研究する傍ら、執筆に取り組んでいる。山梨県に在住している際に日本ワインの魅力にとりつかれる。