岩手県花巻市と紫波町で、ワインの産地を巡る「ワインツーリズムいわて2018」が2018年10月14日に開催される。ワインを通じて地場産業や地域をつなげ、エリア全体を楽しんでもらおうというイベントで、東北では同年7月に開催された「ワインツーリズムやまがた2018」に続く2回目の開催となる。
「ワインツーリズム」は、“地場産業と地域の日常をつなげてその対象エリア全体をテーマパーク”のように使い、参加者が“地域を味わい楽しみ尽くす”ことを目的としたイベントだ。山梨で始まり、東北へと活動を広げている。
今回対象となる岩手県花巻市は、東北でも有数のワイン産地・大迫地区を有している。同地に拠点を置く「エーデルワイン」やさまざまなワインイベントなど、地域が一丸となって“ぶどうとワインの里”を目指した取り組みを行っている。
イベントでは、当日限定で運行される路線バスを使い、花巻市と紫波町のワイナリーや商店街を自由に巡ることができる。参加者には、ガイドブックとバス利用券が事前に送付され、どのワイナリーや酒蔵を巡り、どこでランチを食べるかなど、当日のスケジュールをプランニングできる。当日限定の路線バスは乗り降りが自由のため、自分のペースに合った旅が可能だ。
参加費は5000円で、専用サイトから申し込みができる。ガイドブックとバス利用券の他に、ワイングラス、ワイングラスホルダーも付いてくる。参加ワイナリーは12社を予定しており、各ワイナリーで有料・無料のテイスティングも用意する。
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「ワインツーリズムいわて2018」10月14日(日)開催。